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NEWS【戦評掲載】1月18日(日)第16回Wリーグ公式戦vs羽田ヴィッキーズ
1Q:新潟8-16羽田
今季初の連勝を目指す新潟、何とか初勝利を挙げたい羽田共にマンツーマンディフェンスでのスタート。新潟は#0梅木がゴール下から押し込み先制するが、羽田は#14瀬崎と#15落合の連続3PTSですかさず逆転に成功。更に#15落合のスティールからの速攻で主導権を握る。新潟も#8岩村のアウトシュートを中心に反撃するが、リバウンドで優位に立つ羽田は#11森本を中心に流れを渡さない。終盤になり#34出岐のスティールから突破口を見出だそうとする新潟だが、速攻に繋がらず攻撃が単調になってしまう。逆に羽田は#13本田が確実にゴールを沈め8―16と羽田がリードして1Qを終える。
2Q:新潟27-25羽田(19-9)
突き離したい羽田は#11森本のタフショットでこのQを先制するが、その後は両チーム共にターンオーバーから得点を上げる事が出来ない。それでも新潟は#53近藤がようやく速攻を見せると、#34出岐と#8岩村の連続3PTSで2点差まで羽田を追い詰める。たまらずタイムアウトを取った羽田だが残り4分に新潟は#11井上の3PTSで同点に追い付くと、その後は一進一退の攻防を見せ、昨日に続き大接戦に。終盤になっても拮抗する展開は変わらず、羽田は#11森本、新潟は#11井上を中心に得点を重ねる。27―25と新潟が逆転し後半へ。
3Q:新潟44-38羽田(17-13)
新潟は#14畑中の得点で後半の幕を開けると、#0梅木の速攻でリードを広げる。新潟の厳しいディフェンスに攻め手のなくなった羽田はアウトシュートから反撃の糸口を探るが、ことごとく新潟ゴールに嫌われる。それでも#9杉中がインサイドで拠点になるとようやく反撃を開始、#52外山の速攻で再び2点差まで詰め寄る。ホーム大歓声の後押しを受ける新潟は#14畑中、#53近藤、#7星、#8岩村が続けて外から羽田ゴールを揺らし再び羽田を突き離す。44―38と新潟がリードを広げ最終Qへ向かう。
4Q:新潟68-58羽田(24-20)
新潟はセットプレイから#34出岐がゴール下に走り込むと、キャプテン#7星がミドルレンジから羽田ゴールを揺らす。離されたくない羽田は#24金本がゴール下で踏ん張るが、新潟は#34出岐がスティールから自ら持ち込み、もう一度リードを広げる。中盤になってもディフェンスからリズムを掴む新潟は、#0梅木に#7星が果敢にゴールを攻めると、今度は#0梅木がリバウンドで頑張る。羽田も#11森本と#15落合のアウトサイドを中心に攻撃の活路を求めるが、単発に終わり流れを引き寄せる事が出来ない。逆に新潟は#34出岐と#21君山がスピードあるプレイから羽田ゴールを攻め続け優勢を保つ。このまま終わるかと思えた終盤、新潟はイージーミスを連発しゲームは一転して混戦に。それでも新潟は代わった#3石川が連続ゴールを沈め、68―58と辛うじて逃げ切り今季初の連勝を飾った。
■入場者数:823人
ヘッドコーチ、選手コメント
衛藤 晃平ヘッドコーチ
2連勝できたことは良かったと思います。オールジャパン後、ここからの6試合をまずしっかり戦わなければならないという話を選手にした中で、今回良いスタートが切れたように思います。この連勝をまた来週のホームゲームに繋げていかなくてはならないですが、試合内容全体としては得点の部分で課題の残る試合だったかと思います。ただその中でも星、梅木がいい働きをしてくれた。来週も継続してほしいと思います。
#0梅木 智加子選手※MVP(初)
(MVP初受賞?)正直びっくりしています。リバウンド中心にゴール下でもっとチームに貢献しなければならないと思っているので、今日も満足はしていないです。リバウンドに飛び込んでファウルをもらったり、試合を通してもっとチームに貢献したいです。これまではミスを恐れて気の引けたプレーになってしまうことが多かったですが、今日は自分の持ち味でもあるリングに向かっていく、ゴールにねじ込んでいくようなプレーを意識して試合に入りました。そういうプレーを今後も続けていきたいです。
#7星 希望選手
前半戦は1勝しか出来ず、後半戦の初戦であるこの羽田戦は絶対に落とせなかったので、勝利できたことは次に繋がると思うし、チームに勢いをつけるいい機会だったと思います。(12アシスト?)昨日は少し自分の中でプレーの選択の迷いがあり、自分のプレーを出せなかったが、今日は周りのシュートタッチも良かったので、ボールを持ち過ぎず、パスを回すことを意識してプレーしました。アシストは、周りがシュートを決めてくれたおかげだと思います。
#11井上 愛選手
絶対に勝たなくてはならない試合でした。昨日の試合の反省点でもあったリバウンドの部分は、意識してプレーしていました。今日も始めは相手に簡単にリバウンドをとられて失点する場面があったので、リズムを取り戻すためにも意識的に飛び込んでいた。ルーズボール、球際の勝負に負けなかったことが、勝てた要因だと思います。この試合をきっかけにどれだけ浮上できるかが大事。1月はリーグ戦全勝が目標。ホームの力を借りて戦っていきたいと思います。