お知らせ
NEWS【戦評掲載】3月1日(日)第16回Wリーグ公式戦vs三菱電機コアラーズ
1Q:新潟8-18三菱電機
ホームで連敗を止めたい新潟、プレイオフ進出の為には絶対に負けられない三菱電機共にマンツーマンディフェンスでのスタート。高さで優位に立つ三菱電機は#24王のゴール下でいきなり先制するが、新潟は#8岩村と#14畑中がすかさず反撃、序盤から白熱の展開に。それでも三菱電機は#54橋本が自ら持ち込むと、#3宮元の3Pに#45渡邉の速攻で主導権を握る。新潟も#34出岐がフリースローを貰うが2本共ゴールに嫌われて流れを引き寄せる事が出来ない。その後も三菱電機は#24王の高さで新潟を攻め立てると、新潟はディフェンスをゾーンに変えて対応、しかし今度はリバウンドが取れずに三菱電機のセカンドチャンスを許してしまう。終盤、#3宮元の3Pで8―18と三菱電機が新潟を突き離し1Qを終える。
2Q:新潟19-33三菱電機(11-15)
三菱電機は#3宮元がこの日3本目の3PでこのQを先制すると、#45渡邉のドライブからのバスケットカウントで8―24とリードを広げる。リバウンドの取れない新潟は流れを変えようと#12上酔尾と#53近藤を投入するが、三菱電機の堅いディフェンスを切り崩す事が出来ない。中盤、新潟は#34出岐の速攻、#3石川のフリースロー、#7星のインサイドアタックから反撃のきっかけを探るが、リバウンドと決定力に欠け流れを引き寄せられない。それでも終盤、新潟は#11井上の3Pに#3石川のミドルシュートで19―33として後半に望みを繋ぐ。
3Q:新潟37-50三菱電機(18-17)
満員に埋まったアリーナの大歓声の後押しを受ける新潟は、#3石川の連続シュートで三菱電機を追い詰める。シュートチェックの厳しくなった新潟ディフェンスに対し、三菱電機は#24王のインサイドを中心に攻撃を展開するが、新潟もキャプテン#7星がハイポストから放り込み必死に食らい付く。中盤になり足の止まった新潟ディフェンスの隙をついた三菱電機は、#6櫻木が3Pを沈めると#24王もゴール下で存在感を示す。新潟も#0梅木と#7星が内外から三菱電機ゴールを揺らすが、三菱電機は慌てずに#54橋本―#24王のミドルラインを基点にゲームを作る。それでも終盤、#0梅木がバスケットカウントを沈めた新潟は37―50として最終Qに向かう。
4Q:新潟51-61三菱電機(14-11)
最後まで勝利への執念を見せる新潟は、再び厳しくなったディフェンスから流れを引き寄せると、#7星のアタックと#34出岐の3Pで42―50と一桁差まで三菱電機を追い詰める。更に#0梅木がゴール下で頑張ると、#34出岐もフリースローをしっかり沈め46―50とする。中盤、新潟のディフェンスの前にシュート精度の落ちてきた三菱電機は、#45渡邉の孤軍奮闘にようやく#24王もゴール下から押し込み48―56として新潟を最後のタイムアウトに追い込む。それでも新潟は#34出岐を中心に最後まで勝利を諦めずに三菱電機ゴールを攻め続けるが、三菱電機は#54橋本がしっかりとゲームを作り、51―61と追い縋る新潟を振り切った。
■入場者数:1,034人
ヘッドコーチ、選手コメント
衛藤 晃平ヘッドコーチ
チームは2日間良くやったと思います。ただ両日似たような展開で負けてしまい、結果を真摯に受け止めています。オープンシュートが入らず、リバウンドも取りきれなかった所が敗因の一つだと思います。今シーズンは同じような負け方を繰り返していて非常に悔しい。また、2日間通じて大人から子供まで多くの方に会場へ来て頂き、感謝しています。残り4試合となりますが、ブースターの皆さんに勝利する姿を見せることが出来るように頑張りたいと思います。
#7星 希望選手
この2日間勝利する気持ちで臨んだが、昨日は負けてしまった。その反省から今日は、攻撃も守備もやりきって個々のベストを尽くそうという意識で試合に入りました。前半流れが悪かったので、ハーフタイムに「残り20分間リングに向かい続けよう」とチームで気持ちを切り替えて臨みましたが、結果が出なかったのは残念に思います。残り4試合も最後まで攻め続けたいと思います。
#34出岐 奏選手
前半は全体的にうまくいかず、最後に響いてしまった。後半はリバウンドを取れるようになってリズムが良くなった。また前半よりも速い展開で試合を進めることが出来ましたが、初めから出していかないといけない。流れが悪くても自分達から変えられるようにならないといけないですし、どんなチームが相手でも出せるようにしたいと思います。試合でやりきらないまま負けるのは得るものが無いですし、まず自分からそのような意識でプレーしていきたいと思います。