お知らせ
NEWS【戦評掲載】3月7日(土)第16回Wリーグ公式戦vsトヨタ自動車アンテロープス
1Q:新潟10-17トヨタ自動車
順位は決まったものの一つでも勝ち星を増やしたい新潟は変則マンツーマン、プレイオフ進出の為にはここでは絶対に負けられないトヨタ自動車はマンツーマンディフェンスでのスタート。新潟は#0梅木がゴール下から押し込み先制するが、トヨタ自動車も#24栗原の連続シュートに#22森も続いて主導権を握る。中盤を過ぎてもシュート力の落ちないトヨタ自動車は、#20近藤のミドルシュートで新潟を引き離しにかかるが、新潟も#7星がハイポストからキャプテンの意地を見せると#11井上の3P、#14畑中のフリースローで必死に食らい付く。それでもトヨタ自動車は#10天津の高さに#7水島の3Pで10―17とリードして1Qを終える。
2Q:新潟24-43トヨタ自動車(14-26)
リズムを変えようとメンバーを大幅に入れ替えた新潟は、高い位置のディフェンスからプレッシャーをかけると#3石川が続けてトヨタ自動車ゴールを揺らす。それでもトヨタ自動車は#7水島と#10天津が3Pを沈めると、#12矢野もリバウンドを押し込み流れを渡さない。新潟も#21君山を起点に速いオフェンスから#53近藤と#34出岐のシュートで反撃のきっかけを見出だすが、トヨタ自動車は#12矢野と#24栗原の決定力が立ちはだかり24―43とリードを広げてゲームを折り返す。
3Q:新潟34-61トヨタ自動車(10-18)
何とか追い付きたい新潟は#8岩村のミドルシュートで後半を先制すると#7星もハイポストから続く。トヨタ自動車も#25久手堅が速いトランジションから#23鈴木、#24栗原のシュートを引き出しトヨタ自動車ペースでゲームは進む。新潟も#34出岐と#8岩村のミドルシュートで反撃の糸口を探るが、足の止まらないトヨタ自動車は#22森を中心に得点を重ね34―61とゲームの大勢を決めて最終Qへ向かう。
4Q:新潟56-73トヨタ自動車(22-12)
勝利を諦めない新潟は#8岩村の3PでこのQを先制するが、トヨタ自動車の厳しいディフェンスの前に流れを変える事が出来ない。トヨタ自動車も新潟ディフェンスの前に攻め手を見つける事が出来ずに、ゲームは膠着状態が続く。中盤、新潟はルーキー#31木暮のスピードあるプレイからきっかけを掴むと、#53近藤に#11井上もルーズボールに執念を見せ、#21君山がドライブでそれに応える。更に#12上酔尾がアタックから#21君山の3Pを引き出すと、ルーキー#73砺波も果敢にトヨタ自動車ゴールを攻めて満員の観衆を沸かす。新潟の猛追に慌てたトヨタ自動車は#22森をコートに戻して再び新潟を引き離し、56―73と終盤の混戦に終止符を打った。
■観客数:940人
ヘッドコーチ、選手コメント
衛藤 晃平ヘッドコーチ
負けてしまったが非常にポジティブに捉えている。トヨタ自動車さんはプレーオフ進出がかかっていて、コンタクトも強く、質の高いプレーをしていた。そのようなチームのプレーを体感できたのは良い経験になったと思います。選手達は、序盤からトヨタ自動車さんの積極的なプレーに戸惑いもあり、引いた展開になってしまったが、後半よくカムバックしてくれた。この経験をまた明日に生かしたいと思います。
#3石川 真衣選手
前節と同じく積極的にシュートを打つ、1対1で仕掛けることを意識していました。チームディフェンスが出来なかったのは課題。プレータイムが少なくてもスタッツを残せるようにプレーしている。シュートチャンスを多く作り、打ったシュートはしっかり決める、またリバウンドにももっと絡んでチームに貢献したいと思います。
#31木暮 彩華選手
迷わずに思い切りやろうと思っていました。自分のスピードで相手のオフェンスを止めることを求められていたが、出来なかったので反省しています。トヨタ自動車はプレーの質が高く、レベルの差を痛感しました。明日はディフェンスで受け身にならずに、練習で出しているプレーを試合でも出せるように思い切りやりたいと思います。