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NEWS【戦評掲載】3月8日(日)第16回Wリーグ公式戦vsトヨタ自動車アンテロープス
1Q:新潟14-15トヨタ自動車
今季長岡での最後の試合で連敗を止めたい新潟、連勝でプレイオフ進出に王手をかけたいトヨタ自動車共にマンツーマンディフェンスでのスタート。新潟のミスから先手を奪ったトヨタ自動車は#23鈴木、#22森がインサイドから新潟ゴールを揺らすと、リバウンドも支配しベースを握る。新潟も#7星がミドルレンジから続けて放り込むが、トヨタ自動車の堅いディフェンスの前に攻撃が雑になり後が続かない。中盤、新潟は#0梅木と#11井上のリバウンドから反撃の糸口を探ると、#21君山のインサイドアタックを起点に積極的にオフェンスを展開、自ら貰ったフリースローをしっかり沈めて10―11とする。終盤、新潟はトヨタ自動車のファウルトラブルから得たフリースローで同点にするが、トヨタ自動車も#10天津の高さで反撃しゲームは一進一退の攻防に。終盤、新潟は#53近藤が3Pを沈めて14―15として接戦の1Qを終える。
2Q:新潟19-30トヨタ自動車(5-15)
トヨタ自動車は#7水島のスピードあるドライブインから先制すると#2川原の3Pに繋ぐ。更に替わった#25久手堅のトランジションから#23鈴木の3Pで新潟をタイムアウトに追い込み完全に主導権を握る。リバウンドでも優位に立つトヨタ自動車は、速攻から次々と新潟ゴールを攻め立て14―25とリードを広げる。中盤を過ぎて新潟も#7星の孤軍奮闘にようやく#8岩村が3Pで応えて流れを引き止めるが、トヨタ自動車のリバウンドとルーズボールの前に得点は伸びずにゲームは進む。19―30とトヨタ自動車がリードのまま後半へ。
3Q:新潟32-43トヨタ自動車(13-13)
後半のスタートはトヨタ自動車#20近藤のセットプレイからの3P。新潟も#11井上が3Pですかさず反撃するが、トヨタ自動車は#25久手堅を中心に得点を重ねる。中盤新潟も#3石川の3Pに#0梅木のインサイドで突破口を見出だすと、今度は#3石川がインサイドアタック、貰ったフリースローを沈めて30―39と点差を一桁に戻す。更に#34出岐のスティールからの速攻で満員に埋まったアリーナを沸かすがそこまで。慌てないトヨタ自動車は#20近藤がコンスタントに得点。32―43とリードを広げて最終Qへ。
4Q:新潟40-60トヨタ自動車(8-17)
止まぬホームの声援に応えたい新潟は、#0梅木がゴール下で意地を見せると#7星も得意のハイポストから続く。トヨタ自動車も#23鈴木と#3鬼頭がミドルシュートで名古屋からの応援団と応援パフォーマンスを見せてくれたチアリーダーのコールに応える。中盤を過ぎトヨタ自動車は#23鈴木の3Pで新潟を突き離しにかかるが、新潟も#12上酔尾と#73砺波の物おじしないプレイで最後の抵抗を見せる。それでもトヨタ自動車は#5坂田がきっちりと新潟ゴールを揺らし、40―60で危なげなく逃げ切り、プレイオフ進出に王手をかけた。
■観客数:1,463人
ヘッドコーチ、選手コメント
衛藤 晃平ヘッドコーチ
今日は100%を出せたゲームではないかと思います。全体的にはゲームプラン通りだったと思います。個々のコンタクト、メンタリティなどトップを狙うチームの強さを体感出来たのは、チームにとって財産になると思いますし、我々はもっと上げないとならない。来週は最終戦ですが、ここまで応援していただいているブースターの皆さんのために、そして今季チームで積み上げたものを示せるようにまた1週間準備したいと思います。
#0梅木 智加子選手
昨日とは違い、今日は40分間通してリングに向かうことが出来た。ただ、そこで決めきることが出来なかったり、リバウンドやルーズボールに食らい付けない時間もあった。相手はどんな状況でも抜け目なくやっていたので、自分達ももっとやらないといけない。最終戦にこの経験を生かして挑みたいです。
#7星 希望選手
チームディフェンスは40分通して出来ていた。また、シュートの前までのところも良く表現出来ていたと思いますが、シュート決定率は課題。もっと上げていかないといけない。トヨタ自動車はノーマークのときは確実に決めてくる。その差が今日は大きかった。前節、今節とチームは負けてしまったが、個人的には出し惜しみなく全力でプレー出来ている。次は最終戦ですが、強気で悔いを残さないように全て出し切りたい。そして最後笑って終われるように頑張りたいと思います。