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NEWS【戦評掲載】3月15日(日)第16回Wリーグ公式戦vsシャンソン化粧品 シャンソンVマジック
1Q:新潟19-22シャンソン
今季レギュラーシーズンの順位は確定したものの、最終戦を有終の美で飾りたい両チーム共にマンツーマンディフェンスでのスタート。シャンソンは#12三好がハイポストから放り込み先制すると、#22河村も貰ったフリースローを確実に沈める。新潟も#0梅木がゴール下で孤軍奮闘、#14畑中がミドルレンジから続くと#8岩村も3Pで逆転に成功する。中盤、新潟の厳しいディフェンスに対し、速いパス回しから突破口を見出だすシャンソンは、#7渡辺が3Pを沈めると#8藤吉がスティールから自ら持ち込み同点に追い付く。更に#12三好の3Pに#22河村の高さを生かした攻撃で再度逆転する。それでも終盤、新潟は#34出岐の連続3Pで19―22と食い下がり1Qを終える。
2Q:新潟28-48シャンソン(9-26)
シャンソンは#7渡辺の連続ゴールで主導権を奪うと新潟をタイムアウトに追い込む。それでもシャンソンの攻勢は止まらず、#22河村を基点に得点を重ねる。インサイドから突破口を見出だしたい新潟は、積極的にゴール下を攻めるが、シャンソンの高さの前に決定力を欠いてしまう。 逆にシャンソンは#8藤吉が攻守に渡って新潟を翻弄、着実にリードを広げる。新潟も#7星のミドルショットに#21君山の3P、ルーキー#31木暮もフリースローで続くがシャンソンの影を踏む事が出来ない。28―48とシャンソンがリードを広げて後半へ。
3Q:新潟50-69シャンソン(22-21)
後半に入ってもシャンソンの優勢は変わらず、#22河村と#21近平の高さが新潟ゴールを揺らす。新潟も#8岩村と#14畑中がアウトサイドから反撃するが、シャンソンはすかさず#8藤吉の連続ゴールで流れを引き戻す。中盤を過ぎ新潟は#3石川の3Pから立て続けにインサイドアタック、#14畑中と#3石川のフリースローに#34出岐もバスケットカウントを貰う。更に#0梅木もゴール下から押し込むと、替わった#12上酔尾がスピードを生かして得点、50―69として逆転に望みを繋ぐ。
4Q:新潟60-94シャンソン(10-25)
勝利を諦めない新潟ファンのコールを、シャンソンは#12三好と#2林の連続3Pですかさず静める。それでも新潟は#11井上のリバウンドから#31木暮と#34出岐の連続3Pで再び館内を沸かすとルーキー#73砺波も今季初得点を挙げる。大量リードに守られたシャンソンは、中盤以降も#6本川と#12三好を中心に得点を重ね、60―94と危なげなく逃げ切り、最終戦を3連勝で締め括った。
■入場者数:950人
ヘッドコーチ、選手コメント
衛藤 晃平ヘッドコーチ
チーム全員で勝とうと伝えて試合に入りました。序盤は良い雰囲気で、良くやってくれたと思いますが、シュートの差が出た試合でした。ターンオーバーを得点に繋げられ、逆に相手のターンオーバーを得点に繋げることが出来なかった。全体では、多くの選手が積極的にリングへアタックしてくれましたし、1つの目標に向かって取り組んでいた姿はラビッツらしいと思う。また、まだ無得点だった砺波に点を取らせたかった。練習もしてきましたし、得点してくれて良かったと思います。今季は悔しさを手にしたシーズン。現実的な目標としてプレーオフを目指してきたので結果が伴わず悔しい。ただ、学ぶことも多く、それは今後のチームの財産になっていくと思います。
#0梅木 智加子選手
負けてしまったが、気持ちを出せていたし、ルーズボールの執着心も強く、チームの集大成としてプレーできたと思います。今季はチームとして結果は出ませんでしたが、個人ではリーグ1巡目は迷いもあり上手くいかなかったですが、それ以降は思い切りプレー出来て、自分の良さを出せたと思います。1巡目の反省はありますが、成長した部分だと感じています。今はどんな相手でも臆することなくプレー出来ています。センターの頑張りがチームを勢いづけると思っているので、もっと頑張りたいです。
#7星 希望選手
今シーズンは新潟に来て初めてシーズンを通して誰一人欠けることなく戦い抜くことが出来た。だからこそ勝ちたかったし、悔しいです。今日は一人一人自分の役割を果たす、笑って終わろうと話して試合に臨みました。コート内外問わず、皆が役割を果たしたのではないかと思います。今季を振り返ると、チームとしてしっかり戦えることを示せたシーズンでした。どんな相手と戦っても手ごたえはありました。そこで勝つにはやはり1本1本のシュートや、ここぞの場面の集中力、気持ちを出して、色々な面で強くならないといけないと思っています。今季は多くを学んだので、勝つためにさらに貪欲に努力する必要があると思います。
#8岩村 裕美選手
シーズンの結果は悔しいですが、誰一人欠けることなく戦えたのは良かったです。個人的には、軸をぶらさずに戦うことをテーマとしていて良くできたと思う。色々なことがありましたが、学ぶことも多く、充実したシーズンでした。チームとしては、1人1人が自分と向き合い、ひたむきに努力してきて、各々の成長も目に見えて分かった。また、どんなときも迷わずに続ければ実るということが実感できました。さらに成長するには、1人1人がもっと責任を持って練習、試合に取り組む必要があると思います。現状に満足せず、強い意識でやっていかないといけないと思います。今季は星がキャプテンとしてチームを引っ張ってくれて、他のメンバーもついていってまとまりがあった。できることならまたこのメンバーで戦いたいです。
#73砺波 美沙子選手
(初得点?)いつでも出る準備をしていました。出たときには何が何でもスタッツを残そうという気持ちでいました。(得点の場面は)周りもサポートしてくれて、最後に決めることが出来て嬉しかったです。決まった瞬間にベンチが沸いているのが分かって、より嬉しかったです。