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NEWS【戦評掲載】9月19日(土)第17回Wリーグプレシーズンゲーム vs三菱電機コアラーズ
新潟アルビレックスBBラビッツが誕生して5年目のシーズンがスタート。ホームゲーム最初のプレシーズンゲームは三条市の開催。炭田HCの県内初采配の相手はリオ五輪出場を決めた日本代表の中心選手である王選手擁する強豪三菱電機コアラーズ。
1Q:新潟19-21三菱電機
新潟のスタートは#6稲本、#11井上、#14畑中、#34出岐、#53近藤。対する三菱は#2松本、#9小菅、#12風間、#24王、#45渡邉でスタート。
試合開始早々、新潟#53近藤の3Pでスタートしたこの試合。#14畑中もフリースローで続き5-0とリードを奪うも三菱も#45渡邉、#24王が返し序盤は一進一退の展開。ここから新潟は#53のアシストから#34出岐のバックドアプレー、#53近藤の連続得点でリードするもターンオーバーなどで三菱に連続得点を与え16-21となるが新潟#34出岐の3Pで19-21として第1ピリオド終了。
2Q:新潟13-18三菱電機
第2ピリオド早々、新潟は#11井上の得点で同点に追いつくが、三菱#24王、#45渡邉がスパートしリードを奪う。新潟は一時8点のビハインドとなるが、#0梅木がポストプレーでの得点やブレイクで走り相手ファールを誘うなど流れを作り32-29として前半戦を終了する。
3Q:新潟20-13三菱電機
第3ピリオド、早く追いつきたい新潟は#11井上のレイアップから#6稲本と続き#34出岐の3Pと怒涛の追い上げを見せる。さらに#53近藤に替わった#0梅木が連続得点でついに43-41と逆転するが三菱も負けじと#45渡邉が連続得点で再逆転。#5池谷の3Pも飛び出しリードを広げるが新潟も応戦#6稲本の3Pから#0梅木がまたしてもブレイクで走り#34出岐のアシストを受けて連続得点。終了間際に#34出岐のフリースローで52-52と追いつき第3ピリオド終了する。
4Q:新潟15-31三菱電機
最終ピリオド、両チーム序盤はなかなか得点できずこう着状態が続くが三菱は#4根本、#45渡邉が3Pを連続で決めリードを広げる。対する新潟は#53近藤、#0梅木が踏ん張るものの三菱が#12風間の3Pや#15西岡の連続得点でじわじわと引き離しにかかる。ここで新潟は#34出岐のカウントプレーで流れをつかむと#0梅木、#14畑中の3Pで残り4分で64-68。ここから三菱は#9小菅、#24王の連続ポストプレーでの加点、#12風間の連続得点で流れを戻す。新潟もこの日好調の#0梅木が3Pを沈めるが三菱は攻撃の手を緩めず#12風間、#45渡邉が躍動。67-83で試合終了。
最終的には三菱に寄り切られた形となったが、新潟は炭田イズムが浸透し始めている。コート全体のスペースを大きく使い、積極的に大きい選手が3Pを含む外角シュートを狙い空いたスペースに切り込んで相手ディフェンスを崩す。前半こそターンオーバーが目立ったが試合の中で修正し全員でボールを運ぶ。課題のリバウンドも積極的に全員が絡み、リーグ戦に向けて収穫の多いゲームとなった。
■入場者数:711人
ヘッドコーチコメント
炭田 久美子ヘッドコーチ
三菱電機には、今年のサマーキャンプで大敗をしてしまった相手なだけに今回はとても頑張ったと思う。
選手には「勝つか負けるかどちらかしかないのだから、ゲームの中で成功したことをやり続けるように。」と指示をしました。
「一戦全力」をモットーにしていますが、まずチームは目標を立てる前にもっといろいろなこときちんとWリーグでバスケットをやる根底になるものをきちんとしていかないとと思っています。
たくさんのお客さんに来て頂いているのだから、それにふさわしい頑張りをしなくてはいけない。今新潟がすべきことは「がんばること」をしていかなければならないと思います。