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NEWS【戦評掲載】9月20日(日)第17回Wリーグプレシーズンゲーム vs三菱電機コアラーズ
炭田HCが掲げる「走るバスケット」を体現しポジションにこだわらず積極果敢に攻撃し昨日の三条大会では日本代表・王選手擁する強豪・三菱電機コアラーズを試合終盤まで追い詰めた新潟アルビレックスBBラビッツ。
鳥屋野総合体育館に会場を移してのプレシーズンゲームセカンドゲーム。レギュラーシーズン開幕に向けて新潟の色を出して戦いたいところ。
1Q:新潟14-23三菱電機
新潟のスターティングラインナップは#6稲本、#11井上、#14畑中、#34出岐、#53近藤が名を連ねる。三菱は#4根本、#12風間、#15西岡、#24王、#45渡邉でスタート。
試合開始早々、三菱#24王がゴール下を支配し連続得点。対する新潟は、#53近藤、#11井上の3P、#34出岐で逆転するが三菱は徹底的に新潟のゴール下を攻め込みディフェンスが縮まったところを#4根本、#12風間が3Pを沈め主導権を握る。終了間際、新潟#34出岐の得点で14-23として第1ピリオド終了。
2Q:10-14三菱電機
第2ピリオド、三菱は#45渡邉が鋭いカットイン、3Pと連続で得点し新潟を引き離しにかかる。新潟は#14畑中が連続得点で気を吐き#11井上も続くが三菱は#24王、#45渡邉が好調。徐々に新潟を引き離す。新潟はここで#10大濱、#31木暮、#55小松をコートに入れ流れを変えようとするが三菱#2松本が得点し22-36となったところで新潟はタイムアウトを請求。新潟はディフェンスを立て直し三菱に得点を許さないが新潟も得点が伸びない。しかし、新潟は#55小松が華麗にゴール下で得点し24-37として前半戦を終了。
3Q:新潟14-18三菱電機
第3ピリオド、両チームなかなかシュートが決まず我慢の時間帯が続く。ここで新潟は#34出岐のアシストを受けて#55小松がブレイクで得点するが三菱も新潟のゴール下を#45渡邉、#15西岡が攻めたてる。新潟も負けじと#21君山が3Pファールをもらってのフリースロー、#34出岐のジャンプショット、#6稲本、#14畑中のフリースローでつなぐが三菱は#5池谷の3P、#45渡邉などで34-53とリードを広げる。新潟も#14畑中、#34出岐が踏ん張るも三菱にブザービーターを決められ38-55で第3ピリオドを終了。
4Q:新潟22-11三菱電機
最終ピリオド、新潟#6稲本がゴール下に切れ込み得点するが、三菱も#15西岡が3連続得点でこの試合最大の21点差となる。ここから新潟は#6稲本が連続得点、#34出岐が3Pで残り5分22秒49-63まで追い上げを見せる。三菱は#12風間が3Pを決めるが新潟は#11井上、#34出岐が奮闘。55-66から新潟は#11井上の3P、#0梅木がブレイクで走り60-66と残り34.4秒で6点差まで詰め寄るがあと一歩で試合終了。
上背に勝る三菱は試合序盤から新潟のペイントエリアを#24王、#15西岡、#9小菅が攻撃。リバウンドも終わってみれば新潟32本、三菱43本と圧倒された。主導権を握られながらも新潟は#6稲本、#11井上、#34出岐が持ち味を発揮しチームをけん引。それぞれがゴールにアタックし得たフリースローを高確率で決めたことは収穫となった。
レギュラーシーズン開幕まではターンオーバーの減少とシュート確立の向上、チーム全体でリバウンドを獲得する意欲が必須である。
主な個人スタッツ
#6 稲本聡子 8得点、3アシスト、4リバウンド
#11 井上愛 14得点、7リバウンド
#14 畑中美保 8得点、1アシスト、2リバウンド
#34 出岐奏 14得点、8アシスト、6リバウンド
■入場者数:722人