『11月15日(日) 第17回Wリーグ公式戦 vsJX-ENEOSサンフラワーズ』
1Q:新潟2-24JX-ENEOS
リオ五輪を決めた日本代表メンバーを一目見ようと、前日に続き満員に埋まったアリーナ。この日も新潟はゾーンディフェンス、JX-ENEOSはマンツーマンディフェンスでスタート。 先手を奪ったのはJX-ENEOS。インサイドから#10渡嘉敷、アウトサイドから#11岡本が続けて新潟ゴールを揺らすと#21間宮が貰ったフリースローを確実に沈める。3分を過ぎて新潟は#14畑中が初得点を上げるがJX-ENEOSは#10渡嘉敷が攻守に渡って新潟の前に立ちはだかる。手も足も出ない新潟は#11井上が体を張ったリバウンドから打開策を探るが、王者JX-ENEOSは#10渡嘉敷の独擅場が続き2-24と大差をつけて1Qを終える。
2Q:新潟15-54JX-ENEOS(13-30)
新潟は#0梅木がリバウンドを押し込みこのQを先制するが、JX-ENEOSは堅いディフェンスから#23大沼、#10渡嘉敷と攻め手を緩めない。中盤になっても高さで優位に立つJX-ENEOSはリバウンドから次々と速攻に繋げると、ハーフコートでは#11岡本がきっちりと3PTSを沈めて力差を見せつける。新潟も#31木暮のスピードから一矢を報いるのが精一杯で後が続かない。終盤になってもJX-ENEOSは#32宮崎と#3山田の速さで新潟を圧倒し15-54とゲームの大勢を決めて前半を終える。
3Q:新潟32-67JX-ENEOS(17-13)
後半になってもJX-ENEOSの猛攻は止まらず、#0吉田の速いパス回しから#11岡本、#52宮澤と新潟ゴールを攻め立てる。新潟も#53近藤のミドルショットに#55小松のフリースローできっかけを掴むと、#34出岐がようやく3連続でJX-ENEOSゴールを揺らし反撃を見せる。更に#0梅木のゴール下と#21君山の速攻でアリーナを沸かすが、前半のビハインドを取り戻すまでには至らない。大量リードに守られたJX-ENEOSは#2木林のリバウンドから主導権を掴むと#23大沼と#52宮澤が確実に新潟ゴールを揺らし32-67として最終Qへ。
4Q:新潟49-91JX-ENEOS(17-24)
最終Qになっても攻勢を続けるJX-ENEOSは#53宮澤と#23大沼が得点を重ね再びリードを広げる。新潟もキャプテン#34出岐の3PTSに#55小松のゴール下で最後の抵抗を見せ、止まぬホーム大歓声に応える。主力を下げたJX-ENEOSは#2木林のインサイドを基点に#53宮澤、#32宮崎、#13西山と得点を重ね選手層の厚さを見せつける。49-91とJX-ENEOSが大差で新潟を下し全勝で首位を守った。
炭田HCコメント
今回の試合で何が駄目だったのかを見つけなければ、今回の負けは無駄になってしまいます。今回の負けをいい薬とし、プラスになる部分を見つけてまた来週頑張ります。
梅木選手コメント
(後半戦に向けて)切り替えて今までの負けが無駄にならないように、自分たちのいいところを全力で出していきたいです。強い相手にも思い切り立ち向かい、”走り負けない”、”ルーズボールを追う”などの泥臭い部分だけは相手に負けないようにしていきたいです。
ゲームフォト
主な個人スタッツ
#0 梅木智加子 16得点、14リバウンド
#34 出岐奏 13得点、5リバウンド
■入場者数:1601人