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NEWS【戦評掲載】10月9日(日)第18回Wリーグ公式戦 ~DENKAサンクスデー~ vs日立ハイテク クーガーズ戦
10月9日(日)第18回Wリーグ公式戦 ~Denkaサンクスデー~ 五泉大会
開幕2連敗を避けたいラビッツは、五泉の観衆の前で意地を見せることが出来るか?
1Q:新潟13-15日立ハイテク
ラビッツのスターティングラインナップは#0梅木、#11井上、#14畑中、#31木暮、そして#34出岐の5人。立ち上がりラビッツは#0梅木のポストプレイで先制すると、今日スタメンの#31木暮が厳しいディフェンスから流れを引き寄せる。中盤になるとラビッツは、ミスから日立ハイテクに逆転を許すが、#31木暮が果敢に日立ハイテクゴールを攻め立て主導権を渡さない。それでも日立ハイテクは、ラビッツの度重なるシュートセレクションミスに乗じて再びリードを奪い返す。終了間際、ラビッツは#34出岐の3Pで猛追して1Qを終える。
2Q:新潟30-29日立ハイテク(17-14)
ラビッツは相手のミスから#16山澤のジャンプショットで同点に追いつくが、この日もリバウンドが取れず、日立ハイテクにセカンドチャンスを許してしまう。更にゴール下でのイージーショットを続けて落とし、流れを掴むことが出来ない。中盤、ラヒッツは#16山澤のスティールから#6大城が続けてタフショットを沈めると、#34出岐のアタックで逆転に成功する。終盤、日立ハイテクの攻勢に、ラビッツは#0梅木がゴール下を死守してリードしたままゲームを折り返す。
3Q:新潟43-50日立ハイテク(13-21)
ラビッツは日立ハイテクの3Pで簡単に逆転を許してしまうが、#
4Q:新潟58-68日立ハイテク(15-18)
序盤、ラビッツの雑な攻撃が、主導権を掴みきれない日立ハイテクを助けてしまう。それでも#0梅木と#6大城のコンビネーションで反撃の糸口を探るが、攻撃のリズムを取り戻した日立ハイテクにリードを広げられる。49-59と10点を追う終盤、ラビッツは#34出岐がドリブルアタックを見せると、最後のタイムアウトを取り逆転の可能性を探る。しかし落ち着いてゲームを組み立てる日立ハイテクは、危なげなくリードを守り切り、ラビッツは開幕戦を連敗で終えた。
総評
この後に厳しいカーディングを迎えるラビッツは、開幕2連敗は絶対に避けたいところ。序盤から#31木暮と#14山澤のガード陣のハッスルプレイでラビッツは前半をリードして折り返す。中盤以降も#6大城が得点を重ねるが、大事な場面でイージーショットのミスを繰り返し流れを掴めない。更に雑なシュートセレクションが決定力に欠ける日立ハイテクを助けてしまう。この日も自滅したラビッツは長いトンネルを抜け出すことが出来なかった。
最終スコア
新潟アルビレックスBBラビッツ58-68日立ハイテククーガーズ
1Q:13-15
2Q:17-14
3Q:13-21
4Q:15-18
■入場者数:926人
スターティング5
#0梅木智加子
#11井上愛
#14畑中美保
#31木暮彩華
#34出岐奏
主な個人スタッツ
#6 大城利佳 19得点
#0 梅木智加子 10得点/6リバウンド
#16 山澤恵 9得点
#34 出岐奏 9得点
小川HCコメント
点差は昨日と同じですが、昨日より内容のあるゲームだった。リバウンドの数も差はありますが、体を張って取りに行っていた。特にオフェンスリバウンドについては昨日ほど取られていない。
勝負の分かれ目は、前半だけ見ればイージーなレイアップシュートを落としたことが大きく響いた。後半では、3Qの最初に簡単に相手にシュートを打たせてしまったことが敗因だと思います。
今後リーグ戦を戦う上でリバウンドが重要。サイズが小さい分、ディフェンスリバウンドを取るのが難しい場面は多いと思うが、オフェンスリバウンドの数を絶対的に少なくしなければいけないと考えています。
梅木選手コメント
チームとしては、昨日より良くなってきていると思うがまだまだ完璧ではない。リバウンドについて各選手「ボックスアウト」の意識をしっかりと持てていたが、ボールを掴むところまではまだできていない。1人でリバウンドにいく場面が多かったが、2人・3人と人数をかけてリバウンドをとりに行くことが必要になってくると思います。
次戦からはさらに強い相手との戦いが続いていくので、逆に思い切って戦っていくしかないと思っています。
畑中選手コメント
昨日と比べると、ミスの質は良くなってきていると思いますが、結局は相手に同じようなことをされている場面が多く、まだチームとしてやりたいことが徹底できていないと感じます。
ディフェンスとリバウンドの部分で技術的な部分で負けるのは仕方ないですが、自分たちができること徹底して、確実にこれだけは負けないというものをしっかりと作って、次の試合に臨めるようにしたいです。
大城選手コメント
今日はフォワードとしての役割が多かったので、攻めて行こうという思いでプレーをした結果、19点という得点につながったと思います。昨日のミーティングで、「途中出場の選手が先頭を切って走れるように」とチーム内で話をしていたので、それを意識してプレーをした結果だと思います。
反省点としては、ガードとして出場した時、ボールの球離れが遅いということを小川ヘッドコーチからも指摘がありました。どうしても無意識にキープしてしまうことが多いので、そこは改善していかなければいけないと思っています。