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NEWS【振り返り】第19回Wリーグ公式戦‐第1戦・第2戦-vs富士通レッドウェーブ
いつも新潟アルビレックスBBラビッツへ温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。
先日、第19回Wリーグが開幕!残念ながら開幕白星を飾ることはできませんでしたが、まだ始まったばかり!
ここから3月末までノンストップで駆け抜けます!
ラビッツは1つでも多くの勝利を目指し、そしてプレーオフ進出を目指し、チーム一丸となって戦い抜きます!
ぜひ熱いご声援をよろしくお願いします。
そして、今シーズンは各節ごとに振り返りレポートを作成します。
試合を終え、試合映像を見直した選手達へ小川ヘッドコーチからのインタビューを敢行。
選手たちと小川ヘッドコーチの座談会(?)的インタビューで、試合を振り返っていただきます。
さらに小川ヘッドコーチ独自の視点で試合の総括も行っていただいました。
ぜひご覧ください。
第19回Wリーグ公式戦‐第1戦・第2戦-vs富士通レッドウェーブを振り返って
#23宮崎安奈選手へ
(小川HC)開幕を終えてどうだった?
(宮崎)日本代表の町田選手とマッチアップして、自分がどれだけ通用するのか、
できるのかを試せるのがすごく楽しみでした。
でも開幕戦ということですごく緊張もしました。
実際試合をしてみて、ルーキーとして自信をもってプレーできた開幕戦
になりました。
(小川HC)町田選手とマッチアップしてみて、相手は何がすごかった?
全日本クラスの何かがあった?
(宮崎)スピードはもちろんですが、スタッツに残したアシストが多くて!
そのアシストも相手が欲しい時に出すパスだったのがすごいです。
あと、チームがダメな時には、自分で切り込んでいって得点をとって
いくところが、日本代表選手だなって思いました。
(小川HC)よくできました。(笑)
そうゆうところはゲームを通じて学んだ大きな収穫だろうし、今シーズンはもう1回対戦をするチャンスがあるので、
がっつりやっつけましょう。
(宮崎)次は倒したいと思います!
#8渡邊愛加選手へ
(小川HC)怪我をして、1年ぶりに公式戦に出てみて、今の自分の状態は?
(渡邊)公式戦で試合ができるのは、ぴったりと言っていいくらい1年ぶりで、
自分の足だけの状態は95%くらい元に戻っています。
でもパフォーマンスなど全部を含めると65%くらいだなと思いました。
(小川HC)現状65%となると残りは35%。
どう仕上げていく?今から何を強化していきたい?
(渡邊)与えられた時間の中でどれだけ自分の役割を果たせるかが大事だと思うんですが、
しっかり決めきるシュート力と、途中から試合に出させてもらったらチームを勢
いづけたり、流れをかえたりできるようなところを強化していきたいです。
(小川HC)1年ぶりで、練習は9月から入り始めて約2か月、今から練習やゲームを通じて
ゲーム感覚を養っていけば、良いパフォーマンスができると思います。
(渡邊)はい!
#11井上愛選手へ
(小川HC)今年で何回目の開幕?
(井上)6回目の開幕です。
(小川HC)6回目の開幕はどうですか?
(井上)1回目の開幕戦は、今のルーキーの子たちと違って、頭が真っ白なまま40分間が
過ぎ、記憶がないんですけど、、、
だから今年のルーキーの子たちはすごいなと思います。
個人的に6回目の開幕は、新鮮な気持ちでした。
(小川HC)ゲームを通じての感想は?
(井上)ちょっと、、個人的には、、情けない、、2試合でした。
(小川HC)その反省を踏まえて次節、JX-ENEOS戦は何をトライしようと思ってる?
(井上)富士通戦は2日間を通して、3Pシュートと2Pシュートを両方合わせてもたった
10本しかシュートを打っていないんですよ。
なので、ガードからボールをもらいに、もっと積極的に動くのもそうだし、
今ドライブでアタックしてくれる選手がいっぱいいるので、それに合わせて、
もっと積極的に前が空いたら躊躇しないで打っていきたいと思ってます。
2日間で20本くらいシュートを打ちたいな。
20本打って半分は入れる!
(渡邊)イエーイ!30点!
(井上)今、小川さんから秘密の特訓を受けている途中なので!
(小川HC)あくまでもシーズンを通して秘密兵器のままにならないようにしないとな。
(井上)次からみせれるように頑張ります!
(宮崎)頑張りまーす
(渡邊)頑張ります!
【小川忠晴ヘッドコーチ総括】第19回Wリーグ公式戦‐第1戦・第2戦-vs富士通レッドウェーブ
まず富士通は、ビックマンを2枚使ってきて、リバウンドの支配率を多くしようというゲームプランがあったのではないかと思われます。リバウンドを取って、ブレイクを多く出そうといった。
そのブレイクのランナーが、リバウンドを取るうちのチームと比べたときに身長差があるので、リバウンドの支持率が必然的に高くなる。リバウンドをとった上で、速攻の1歩目2歩目の先走り(ブレイクを狙う走り)があり、1試合目はそれを抑えるのに苦労した感があった。2戦目ではそこをアジャストして、選手がしっかり守ってくれたと思います。
また1戦目では、インサイドからアウトサイドへパスを出してシュートという相手のプレーが多く見られた。2戦目では、それも抑えらえるようになって、1戦目より2戦目では、選手たちがしっかりと指示通り動いてくれていた。
2戦目に関して勝負の分かれ目は、ターンオーバー。狙いすぎているターンオーバーで相手に流れを持って行かれた点は反省しなければいけない。
ターンオーバーの質を個人的にわかってもらうこと、またチームとしてなぜそのターンオーバーが出たのか、「自分のファンダメンタルのミスなのか」「チームとしてのアイコンタクトミスなのか」。そういったところを今週の練習でしっかりと調整していきたいとは思います。
また、昨年度に比べると運動量が多くなって、ディフェンスローテーションも動けている感じがするので、それはシーズンを通して継続していきたいところです。
またディフェンスだけ頑張ってもダメなので、個のスキルアップもシーズンを通しながらしっかりとやっていきたいと思います。例を挙げれば、1戦目の梅木のポストからのスピンターン。
あれはずっとポジション別の練習メニューで行っている動きで、各選手他のバリエーションも練習中なので、選手たちが、今練習している動きを1つでも2つでも試合で出てくれば良いなと思います。
またフォワード陣、ガード陣に関しても、今いろいろな技術を教えている段階なので、それがまた武器となって、次のJX-ENEOS戦に通用して、1つでも2つでも自分の自信に繋がってくれば、リーグ戦最後まで面白いゲームになるのではないかなと思います。