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NEWS【振り返り】第19回Wリーグ公式戦‐第3戦・第4戦-vsJX-ENEOSサンフラワーズ
いつも新潟アルビレックスBBラビッツへ温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。
10月14日(土)・15日(日)、小千谷市総合体育館にJX-ENEOSサンフラワーズを迎えての2連戦が行われました。
リーグ9連覇中のJX-ENEOSを相手に、悔しい2連敗。課題も多く見つかる戦いとなりました。
そんなJX-ENEOS戦をこの3人に振り返っていただきました。
選手たちと小川ヘッドコーチの座談会(?)的インタビュー。ぜひご覧ください。
第19回Wリーグ公式戦‐第3戦・第4戦-vsJX-ENEOSサンフラワーズを振り返って
#23宮崎安奈選手へ
(小川HC)お姉さん(JX-ENEOS#32宮崎早織選手)と対戦してみて?
(宮崎)姉と対決したのはミニバス以来だったんですが、あまりやりたくなかったです。
(梅木)嫌だったの?ケンカしてたもんね。
(宮崎)あっはい。コートの中ではずっとケンカですね。
(小川HC)なんで嫌だったの?
(宮崎)なんというか、、、「圧」にやられるというか。
(梅木)やっつけてろう的な気持ちはあったの?
(宮崎)やっつけたい気持ちはあったんですが、、今回はやっつけられなかったです。
(小川HC)お姉さんより勝ってると思うところはあるの?
(梅木)スピード!スピード!!(小声で、、、)
(宮崎)あーースピードは、、、ちょっと、、姉の方が、、速いかな。
(梅木)じゃフィジカル!
(宮崎)あっフィジカルは私の方が強いです!(笑)
パワーは私の方が強いかもしれないです!(笑)
(小川HC)試合後お姉さんと話した?
(宮崎)「すごいファールしてくるね。私もやり返したかったけどできなかった」と言われました。
(小川HC)それがフィジカルが強くなったってことかもね。
(宮崎)そうですね。チカコさん(#0梅木)目指してます!
(小川HC)体が小さい分フィジカルを強く、今の体型をより大きく見えるようにトレーニングしないとな。
(宮崎)がんばります!
(小川HC)JX-ENEOSというチームと実際コート上で対戦をしてみてどうだった?
(宮崎)外から見ていた時も強いなとは思っていたのですが、実際戦ってみて、相手の大きさだったり、上手さに
圧倒される部分が多かったです。
(小川HC)何が1番圧倒された?
(宮崎)「どこからでも入るシュート力」と、「ゴール下で支配する力」がすごいと思いました。
#0梅木智加子選手へ
(宮崎)JX-ENEOS戦振り返ってどうでしたか?
(梅木)ザックリだなぁ(笑)
(宮崎)チームとして良かった点と悪かった点をお願いします。
(梅木)良かった点は、、、1戦目はみんな思いっきりぶつかりに行っていたこと。
悪かったのは、ぶつかりに行って、だんだんそれが通用しなくなってきて、、
ぶつかり続けられなかった。
(宮崎)自分のプレーを振り返ってみて。
(梅木)1戦目でアシストが「5」できて、
(宮崎)ガードですか?(笑)
(梅木)ガードっぽいよね(笑)
それが出来たのは良かったところ。
2戦目では、それが読まれると思って自分でシュートを狙いに行って決めきれた
のが個人的に良かったこと。
でも、ナル(#16山澤)からのアシストのイージーショットを落としたのは
ホントにダメ!
だから一番に謝った!ナルに!
(小川HC)JX-ENEOSには同じ高校だった選手も多くいると思うけど、試合中に話したりは?
(梅木)そうですね。後輩がいっぱいいます。
試合中、、、今回は喋らなかったですけど、フリースローで隣になった時にボソッと喋ったことはあります。
でも基本は喋らないですね。
(宮崎)後輩って意識したりしますか?
(梅木)そんな、、後輩だからってことはないかな。
でも同じ高校だったから「負けたくない」って思いはどこかに持ってるよね。
「絶対にゴール下で点を決めてやる」とか、「1本守ってやる」「リバウンド取ってやる」とか。
(宮崎)やっぱり渡嘉敷選手は高校の時からすごかったですか?
(梅木)すごかったね!
今より身長は少し小さかったけどジャンプ力がすごかったし。
高校の時からダンクの練習とかしてたしね。
(宮崎)私も(ダンク)挑戦してみます!
(梅木)うん。無理だね。
馬雲(#89馬)に手伝ってもらって。
(宮崎)わかりました!
(小川HC)今年からJX-ENEOSのヘッドコーチが佐藤清美さんに戻ったけど、以前と今で何か変わってた?
(梅木)前ヘッドコーチであるトム・ホーバスさんのバスケットを取り入れてる部分があったので、以前の佐藤ヘッドコーチの
バスケットとは変わったと思いました。
去年はインサイドでガツガツやられてたイメージがありました。
そう考えると、今年は私たちのディフェンスがインサイドをしっかりと止めれていた部分があったので、その分
アウトサイドでやられたっていうこともあったのかなと思いました。
(小川HC)JX-ENEOSとはもう一度胎内で対戦があるけど、個人的な目標は?
(宮崎)まずガードとしてターンオーバーを無くすことを大前提に、そこからアシストを増やしていきたいと思います。
あと、お姉ちゃんのとコート上でケンカしない。なおかつ、勝ちに行きたいです。
(梅木)私は、外からのシュートではなく、ゴール下での点数を増やす。
あと、中でのポストでのボールの保持の時間を長くする。そうなると周りが楽に攻めれると思うので。
体を張ってポストプレーを頑張る!
あとリバウンドを上から取られない!
(小川HC)それはみんなに言えることだな!
(梅木)上から取られないように、頑張って相手を押し出す。
(小川HC)それを踏まえて、次節の羽田戦に向けて頑張っていきましょう。
(梅木・宮崎)はい!
【小川忠晴ヘッドコーチ総括】第19回Wリーグ公式戦‐第3戦・第4戦-vsJX-ENEOSサンフラワーズ
まず1戦目はインサイドを中心にディフェンスを抑えようとした中で、アウトサイドを決められてしまった。そし2戦目では、そこに注意をしながらインサイドを守るよう指示をして臨んだ。しかし、その部分ではバランスよく相手にやられてしまった。
ゲームの出だしや第1Qの入り方、途中まではディフェンスがしっかりと機能して、オフェンスも点数をとれてイーブンな展開にはなるのですが、上手く崩されたときにそこからの次のディフェンスの変化をもう1手、2手、こちらも考えてながらやっていかないと、上手く相手に崩されてしまうのではないかと、今回のゲームを通じて僕自身感じました。
また、オフェンスで自分たちのチームの悪い点が多く出始めてしまった。それは相手の高さやディフェンスの間合い、プレッシャー等すべての上手い部分に対して、こちらが悪いオフェンスパターンが出てしまった。それを課題として今後練習していきたいと思います。
バスケットは確率の高いところから潰していくことが鉄則だと思うので、インサイドのディフェンスをより工夫しながらしっかりと戦いつつ、次に胎内でJX-ENEOSと対戦する時には、もう少し成長した姿で戦いに臨めたらと思います。