【振り返り】第19回Wリーグ公式戦‐第5戦･第6戦-vs東京羽田ヴィッキーズ

いつも新潟アルビレックスＢＢラビッツへ温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。
10月20日（金）・21日（土）、中央区総合スポーツセンター（東京）にて、東京羽田ヴィッキーズとの連戦を行ってきました。
両日ともに、競ったゲーム展開となるものの、勝利にはあと一歩及ばず2連敗となりました。
そんな東京羽田戦を振り返っていただいたのはこの3人！
選手たちと小川ヘッドコーチの座談会（？）的インタビュー。ぜひご覧ください。

第19回Wリーグ公式戦‐第5戦･第6戦-vs東京羽田ヴィッキーズを振り返って 

▲今回の座談会メンバーはこの3名

＃7北川直美選手へ

（小川HC）東京羽田戦を振り返ってみて、印象あるプレーや自分で通用したと思えるプレー
　　　　　はあった？
（北川）ドライブはいける（通用する）なと思いました。
（小川HC）手ごたえを感じた？
（北川）はい。
　　　　でも後半にシュートが決めきれなくて、嫌な落ち方をしたシュートがいくつか
　　　　ありました。
　　　　そうゆうのをしっかりと決めきれていれば、もっと流れの良いゲーム展開が
　　　　できたのかなと思います。
（小川HC）そしたら、開幕から6試合をまとめて振り返ってみて「もっとここを改善したら
　　　　　　もっとできる、良くなる」とか「自分で思う改善点」は？
（北川）攻撃回数は少ないわけではなくて、ただその（シュート）確率が悪い。
　　　　その1本のシュートをどれだけ確率よく打てるかで、もっと面白いゲーム展開ができる気がします。
　　　　それが改善点です。
（小川HC）リーグ内で対戦してみたい選手はいる？
（北川）具体的にこの選手というのはないんですが、日本代表の選手との1対1はやってみたいです。
　　　　ディフェンスでもオフェンスでも良いので！
　　　　日本代表の人たちと、自分がどれだけやり合えるのかを試してみたいと思います。

＃14畑中美保選手へ

（小川HC）ライ（北川）から何か質問してみたら？
（北川）それもありですか？？
（小川HC）いいんだよ！座談会だから！前の時はノア（＃23宮崎）が質問したし。
（北川）200試合出場おめでとうございます！
　　　　1000リバウンド達成おめでとうございます！
（畑中）ありがとう。
（北川）。。。。。。。。。。
（小川HC）今までの中で、印象に残ってる「会心のリバウンド！」とか「シュート！」とかある？
（畑中）ここ（新潟）に来てですよね。。。
（小川HC）あーー全然！別に新潟だけでなくていいよ！
（畑中）あー過去ならあるかな。。。
　　　　山梨のチームにいた時かな。それこそ新潟との対戦かもしれない。
　　　　その時のオフェンスリバウンド。
　　　　八木選手（現：日立ハイテク＃7八木香澄選手）が45度からレイアップに行って、それがちょっとポロっとこぼれて、
　　　　「あっこぼれそう、、、」と思って見てて、それをハーフ（ライン）くらいから鬼ダッシュして取ったリバウンドが
　　　　記憶にあります。
（北川）ハーフからの鬼ダッシュですか？（笑）
（畑中）鬼ダッシュ！鬼ダッシュしたのが記憶にあります！（笑）
（小川HC）そしたら(印象に残ってる)「得点」は？
（北川）※小川HCに向かって小声で。。。
　　　　アレですよ！（昨シーズンの）アイシンAWとの逆転レイアップじゃないですか？？
（小川HC）いやーそれもあるだろうけどねー（笑）
　　　　　まぁいろいろあるだろ。
（畑中）得点かーーー
（小川HC）じゃあ一番最初に得点を入れたプレーって覚えてる？
（畑中）一番最初、、、
（北川）ルーキーってことですか？？
（小川HC）ルーキー初年度で、一番最初に
（北川 ※食い気味に）自分フリースローですよー！！
（2人で）あーーー
（小川HC）いいじゃんいいじゃん（笑）
（畑中）そうじゃんそうじゃん（笑）
（北川）全然初得点て知らなくて、周りに人に「おめでとう！」って言われて、、、
　　　　「そういやそうだ！」って
（畑中）いいじゃんいいじゃん！（笑）
（北川）そんな感じでした。ミホさんは？？
（畑中）えーー覚えてないですよ。だってもう10年前ですよ？
（小川HC）え！でも俺覚えてるよ。
（北川）なんですか？？
（小川HC）俺は、、、リングを背にして右ローポストのターンシュート！
（北川）すごい詳しい。。。はい！ミホさん！GO！
　　　　10年前を振り返ってください。
（畑中）いやーーー10年前は（記憶に）ないって。
（小川HC）おれ2本目まで覚えてるよ！
　　　　　　今度、1本目と同じポジションで、ターンでフェイクをして、中にドライブしてのシュート！
（2人）お―――
（北川）私フリースローですよ！だって2本打ちましたから！！
（2人）笑笑笑
（畑中）あーーーそうか！そういうことね（笑）
（北川）はい。両方決めました（笑）
（畑中）めっちゃ覚えやすいやん（笑）
（北川）はい！フリースローツーショットで2本決めて！
　　　　だから1回目の得点「フリースロー」で、2回目も「フリースロー」ですよ！
（畑中）えーー覚えやすいな。覚えてないーーーー
（小川HC）今まで大きい怪我はしてないの？その秘訣は？
（畑中）秘訣ですか。。。
（北川）メモメモメモメモ。。。。。
（畑中）えーたぶん、、「体がかたいこと」？
（北川）お！よし体かたいぞ！！
（小川HC）ホントに何も怪我しないの？
（畑中）ないですないです。捻挫。。。2回したくらいです。
（小川HC）頑丈なんだね。親に感謝だな。
（畑中）そうですね。
（小川HC）ミホは上の方の立場だけど、今後のリーグ戦を戦うにあたり、自分自身またチームとしてどうやって行きたいか？
（畑中）個人としては、最近途中で出場した時に流れを持ってくるようなプレーができていないって自分でもわかってて、
　　　　限られた、与えられた時間の中でチームがちょっとでも勢いに乗れるプレーを私もできるようにすること。
　　　　あとシュートが決まったでも喜びが少なくて、、、
（北川）でもベンチは、、
（畑中）ベンチは盛り上がってるんだけどね！
　　　　コート内がちょっとピリピリしているから。
　　　　ピリピリは持ちつつも「今の良かったね」等の声がけをしていきたい。
（小川HC）スタートで出てきたらどうする！？
（畑中）スタートで出たらすか？スタートで出たらそれは、、、最初からガンガンにいきますよ
（北川）考えてなかった！考えてなかった！これ考えてなかったやつですよ！！
（小川HC）おーそしたら今度スタートで使うか！
（北川）オッケーでーす！！
（畑中）そしたら次の人がゲームに入ってきやすいように、繋げられるように頑張ります！
（小川HC）じゃあチームとしては？
（畑中）チーム。。。
　　　　まだ半分くらいルーキーの選手がいるので、「ディフェンス」の部分とか「共通理解」の部分とかで、「こういう場面で
　　　　どうしたら良いかわからない」っていうような話しがあった時に、今までの経験を踏まえてアドバイスをしていけたら
　　　　と思います。

【小川忠晴ヘッドコーチ総括】第19回Wリーグ公式戦‐第5戦･第6戦-vs東京羽田ヴィッキーズ

東京羽田戦を振り返ってみて、第1戦は3Q、第2戦は2Qと、2試合ともに1つのクオーターの得点差がそのまま勝敗に影響されていた感じがします。
映像を見て振り返った際に、うちのやられ方があまり良いものではなかった。
一瞬の気のゆるみの中でノーマークを作られ、コート上に5人いる中4人頑張っていても、残りの1人が気を緩めたディフェンスをしていて、そこを突かれてオープンショットを作られて、そのシュートを相手はしっかりと決めきっていた。
また、
・自分たちが良いプレーをしてフリースローをもらっているのに、それを決めきれない。
・ノーマークでのレイアップシュートを落とした。
・リング下でのシュートを決めきれない。
こういった決めきるべきシュートを決めていかないと、しんどいゲーム展開になってしまう。
今開幕から6試合を終えて、攻撃回数は相手と互角または相手以上の攻撃回数があるにも関わらず、点数が伸びていない。それは、シュートを打つシチュエーションがしっかりできているにも関わらず、最後が決めきれていないということ。
また、3Pシュートも1試合平均20本ほど打っているが、もう2本・3本決めきってほしいと思う。
映像を振り返って見た中で、オフェンスに関しては「スペーシング」が悪かった。その「スペーシングの矯正」を次戦の三菱電機戦に向け、短時間ではありますが練習をしている。
この三菱電機戦、また今後のリーグ戦で、この点を改善していければ、オフェンスでもいい形でイニシアティブをとった戦い方ができるのではないかと思っています。