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NEWS【振り返り】第19回Wリーグ公式戦‐第13戦・第14戦-vs山梨クィーンビーズ
いつも新潟アルビレックスBBラビッツへ温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。
12月2日(土)・3日(日)、塩山体育館(山梨県)にて、山梨クィーンビーズとの2連戦が行われました。
今回、この試合を振り返ってもらう選手は#8渡邊愛加選手、#31木暮彩華選手の2人!
選手たちと小川ヘッドコーチの座談会(?)的インタビュー。ぜひご覧ください。
第19回Wリーグ公式戦‐第13戦・第14戦-vs山梨クィーンビーズを振り返って
#8渡邊愛加選手へ
(小川HC)地元開催となった今回はどんな気持ちで臨んだ?
(渡邊)地元開催、、、
小学校の時の監督や中学校の先生、高校の先生がみんな(応援に)来てくれるって
知っていたので、やっぱり成長した姿をみせたいって思いましたし、何が何でも勝
つって気持ちで試合に臨みました。
(小川CH)2日とも来てくれてたの?
(渡邊)1日目は、小学校と中学校の時の方です。
2日目は高校の先生で。
(小川HC)あのベンチ前にいた緑色の服着てた?
(渡邊)あれが高校です。
(小川HC)すごい多かったよね!
そしたら、、大学時代にケガをして約1年、(ゲームに復帰して)2カ月が経った
けど、ゲーム勘とかコンディションは戻ってきてる?
(渡邊)ゲーム勘とかは戻ってきてます。
最初のころは、思っているのに体が動いてこないことがあったんですけど、最近では、思っている通りに体が動いている
気がするので、感覚的には戻ってきています。
(小川HC)シュートタッチとかは?
(渡邊)シュートタッチも、、、よいです。(笑)
(小川HC)自分の中で伸びしろ、「もっとこんなことができそう」って思うこととかはある?
(渡邊)今、外のシュートは思い切って打てているんですが、ハイポストなど内でのプレーが少ないので、そこを増やしていき
たいです。
あとドライブができるようになりたいです!
#31木暮彩華選手へ
(小川HC)1日目にナル(#16山澤)が負傷をして、2日目の比重が多くなる中で、
どう考えてゲームに臨んだ?
(木暮)とにかく、ボールを止めないで、流れを最初から自分たちに持ってきたいと思い
ました。
そのためにしっかりと周りを見て、「自分が(ディフェンスを)引き付けられて
いたらフリーの選手に打ちやすいパスを出そう」と心掛けました。
(小川HC)アヤは「モモカン」が入ったんだっけ?両足?それは大丈夫?
(木暮)はい。もう治りました。
(小川HC)回復力早いなー(笑)
(渡邊)ホント(笑)治癒力がすごい(笑)
(木暮)もう痒いから(笑)
(小川HC)ナルが負傷して、ノア(#23宮崎)も負傷して、ガード陣が負傷してることに
なるけど大丈夫?
(木暮)いや、、大丈夫です!
(小川HC)皆が少しでも良いパフォーマンスができるように頑張ろう。
次は日立ハイテク戦。ガード陣は同じくらいのサイズだけど、どんなことを心掛ける?
(木暮)やっぱり日立ハイテクは、ガードの人が外からシュートを打ってくるのでそこには注意したいです。
山梨戦では、相手に簡単にシュートを打たれてしまったので、そこをしっかりと修正し、山梨戦での負けを少しでも挽回
しないと、お正月をすっきり迎えられないよ思います。
(小川HC)今週が年内最後のゲームだからね。良い形で終われるようにしないといけないな。
秘密兵器出すしかないかな。。。
(木暮)マユン(#89馬)ですか(笑)
(小川HC)違うだろー(笑)
(渡邊)そうですね(笑)
(小川HC)日立ハイテクはサイズもあるし、実力だってデンソーだったり上位
チームに良いゲームをしているチームだからね。
こっちもできることをきちんと、当たり前にできるよう、また練習を
して、しっかりと今週末良いパフォーマンスができるように頑張ろう。
(木暮・渡邊)はい!
【小川忠晴ヘッドコーチ総括】第19回Wリーグ公式戦‐第13戦・第14戦-vs山梨クィーンビーズ
まず1試合目では、シュートのセレクションの悪さが目立ったゲームでした。
具体的には個の状況判断。ガード陣がシュートを打っている本数とフォワード・センターが打っている本数を比べたときに、チーム本数のほとんどをガード陣が打ってしまっていた。その中で、シュートパーセンテージが上がってこなかった。それがフォワード・センター陣にも影響を与えてしまったように感じる試合展開でした。
やっぱりディフェンスで頑張っても、オフェンスで点を取らないと勝つのは難しい。ディフェンスは、一時期に比べると良くなってきている。それはチーム内、選手たちも手ごたえを感じていると思います。
しかし、オフェンスで得点が伸びないことが影響して、ディフェンスの瞬間的な隙をつかれてスコアされる。そんなゲーム展開でやられてしまった。
第3Qからゾーンディフェンスをして、リズムを掴むことができた部分もありましたが遅かった。第2Qの点数の差が最終結果に繋がり負けてしまいました。
そんな1試合目の反省をチームミーティングで行った上で臨んだ2試合目は、1試合目の部分は修正できていたと思います。
しかし、「スマートさ」、状況判断とかではなく、ゲームにおいての「スマートさ」が欠けていたようなゲーム展開で、延長戦になり、負けてしまった。
その「スマートさ」というのは、得点や時間、ファールの数、それらをゲームの流れの中、特に終盤大事なところでチーム全員が把握をしていなければいけないシチュエーションにも関わらず、ただ淡々とゲームをしてしまい、それらを把握できていなかったように感じました。
それは、今チームが勝てていないことからの連鎖反応かなとも思いますが、いつなんどきどんな状況になるかわからないので、スタートの時点から色々な展開を想定、予想しながら、ボール保持率が高いガードはもちろんですが、チーム全員がゲームの流れ、シチュエーションを読める力を身につけないと、勝ち切るべきゲームも勝ちきれないと感じました。
2試合目が終わったミーティングでは、全員に「もっと頭を使いなさい」「スマートに考えなさい」と伝えたので、きっと選手はわかってくれたと思います。次節日立ハイテク戦では、今回の戦い、反省を踏まえ、成長した姿をコート上でしっかりと発揮してくれると思います。