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NEWS【振り返り】第19回Wリーグ公式戦‐第17戦・第18戦-vsアイシン・エィ・ダブリュ ウィングス
いつも新潟アルビレックスBBラビッツへ温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。
1月13日(土)・14日(日)碧南市臨海体育館(愛知)にて、アイシン・エィ・ダブリュ ウィングとの2連戦が行われました。
今回、この試合を振り返ってもらう選手は#0梅木智加子選手、#16山澤恵選手の2人!
選手たちと小川ヘッドコーチの座談会(?)的インタビュー。ぜひご覧ください。
第19回Wリーグ公式戦‐第17戦・第18戦-vsアイシン・エィ・ダブリュ ウィングスを振り返って
#0梅木智加子選手&#16山澤恵選手
(梅木)じゃあ司会やってね?(笑)
(山澤)あっじゃあ、、、アイシンAW戦を振り返ってどうでしたか?
(梅木)土曜日は、リバウンドをすごく取られてしまい課題が明確に出た試合でした。
それに対して日曜日は、土曜日の反省もあり、リバウンドに対してすごく意識
して取りにいくことができていたと思う。
でも、そうすると次の段階で、スペーシングだったり、(相手に)簡単にシュ
ートを打たれてしまったりと、新しい課題がみえた。
試合には負けてしまったけど、(土曜日と日曜日で)同じ課題にならなかった
ことは良かったと思います。
(山澤)はい。
(梅木)いや、ナル(#16山澤)は??
(山澤)私は、皆が共通理解で分かっているとは思うんですが、土曜日の試合は、
「オフェンスリバウンド」でやられてしまったという思いが強かったです。
日曜日の試合では、そこをチーム全員が徹底して体を張ることができたこと、
意識したことをしっかり実践できたことは、今後に繋がる収穫だと思います。
オフェンスの面でも、練習してきたことがうまくできていて、練習の成果が出たことは自信にもなるし、これからも続けて
いけばうまくいくことが分かったので、次に繋がる試合だったと思います。
はい。小川さん!
(梅木)小川さん別で振り返るのに、、(笑)
(小川HC)さっきチカコ(#0梅木)も言っていたけど、シーズンの前半戦では、1試合目の課題もうまくクリアできずに、2試合
目もその課題が残っている部分もあった。でも今回の試合では1試合目と2試合目で大きく違う課題が出た。
それは、この(リーグ戦が空いた)1か月間を意識して取り組んだ成果だと思うし、成長した姿じゃないかと思う。
結果的には残念ではあったけど、日立ハイテクとの2試合目と、この(アイシンAWとの)2試合の計3試合ではクロス
ゲームまで持っていけている。
そこからのもうひと踏ん張りをどうやって頑張れるか。またゲームを支配するというか、ゲームを読む力をどれだけ
身に付けられるかというのが、今からのゲームの課題だな。
(山澤)はい。ガードの仕事ですよね。
(梅木)サポートします。(笑)センターからサポートします。
でも、、、(土曜日に)リバウンドを取られて、日曜日に修正できた。
それなのに今週末の土曜日に、またリバウンドを取られたってなったら、結局意味がない話だから、今後の試合で「リバ
ウンド取られなかったね」「体張れてた」って言われて初めて課題をクリアしたってことだと思う。
日曜日できていたんだから、今後もずっと取られない!っていうのは頑張らなければいけないと思います。
センターとして。
(山澤)サポートします。(笑)
(小川HC)ナル(#16山澤)は久しぶりの2桁得点だったけど、オフェンスで何か感じ
たり、自信になったことってあった?
(山澤)今までは自分のプレーで得点を取ることが多かったけど、今回は、合わせの
プレーとかがうまくいったのがよかったです。
今までのプレースタイルではなかったことができたのは、普段の練習の成果が
出せたってことだと思うので、それは成長できた部分だと思います。
(小川HC)それは継続できる??
(山澤)継続します。
(小川HC)オフェンスのバリエーションが増えることは、自分の武器にもなる。
そうやって感じたことは良いことだと思うし、自分の財産にしていかない
といけないね。
じゃあ、、次にチカコ(#0梅木)!
日曜日(1月14日)の試合で「公式戦出場通算100試合」だったよね。
今まで色んな事があったよね(笑)
(梅木)そうですね(笑)。
1年目は怪我で1試合も出ることができなくて、まさか「100試合」を迎えるなんてあの時は思ってなかった。
2年目になっても、「やれるのか」「出れるのか」っていう思いの中始まって、5年目になり、「100試合」を迎える
ことができた。
今までいたメンバーが支えてくれて、今のメンバーも支えてくれて、トレーナーさんに一生懸命足をケアしてもらって、
そういうことがあっての「100試合」だと思う。
これからは、そういう色んな人に恩返しができるように、勝ちたいと思います。
(小川HC)次の目標は「101試合出場」やな(笑)
(梅木)そうですね。まずは「101」
(小川HC)今週の練習で怪我をしない。ナル祈っててな。(笑)
(山澤)祈ってます(笑)
(梅木)お願いします。私も祈ってます(笑)
(山澤)サポートします(笑)
(小川HC)今週は、トヨタ紡織との戦いで、また違ったタイプのチームだから。
受け身にならずに、また頑張っていきましょう。
(梅木・山澤)頑張ります!(小川さんを)サポートします(笑)
【小川忠晴ヘッドコーチ総括】第19回Wリーグ公式戦‐第17戦・第18戦-vsアイシン・エィ・ダブリュ ウィングス
両日ともに僅差で負けてしまい、悔しいゲームでした。
後半戦最初の試合ということで、選手たちもしっかりと準備をしてきましたが、良いスタートを切ることはできませんでした。
1試合目は、かなりのロースコアな展開。その原因は明確で、「オフェンスリバウンドをとられすぎている」ということ。結果的にそのオフェンスリバウンドが相手の得点に結びつくことは少なかったが、セカンドチャンスを相手に取られていることでディフェンスでも辛抱強く守ることができなくなってしまい、リズムに乗ることができなかったのかなと思います。
1試合目直後のミーティングで、「オフェンスリバウンドだけはとにかくとられないようにしよう」と臨んで、2試合目ではオフェンスリバウンドの部分は改善できたが、自分たちのターンオーバーから相手に簡単なシュートで得点を重ねられるケースが多くあった。また、第1Q・第3Qの終わり際にシュートを決められているので、そういった失点を抑えることができていれば、また違ったゲーム展開ができたのではないかと考えます。
今までと違う形でのシュートや飛び込んだプレー、また良いシチュエーションでの1対1からファールをもらうプレーなど、オフェンスに関してはバリエーションが増えてきているので、これからはその成熟度より高めていきたいと思います。