お知らせ
NEWS2018-2019シーズン 新体制発表記者会見のご報告
いつも新潟アルビレックスBBラビッツへ温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
さて、5月21日(月)新潟市内にて「2018-2019シーズン新潟アルビレックスBBラビッツ新体制発表記者会見」を行いましたのでご報告いたします。
2018-2019シーズン 新体制発表会見のご報告
■日時:2018年5月21日(月)11:00~
■会場:ホテル イタリア軒
■出席者:一般社団法人新潟アルビレックス女子バスケットボールクラブ 代表理事 小菅 学
新潟アルビレックスBBラビッツヘッドコーチ 小川 忠晴
新潟アルビレックスBBラビッツ選手 #0 飯島 早紀 / #5 中山 樹 / #16 山澤 恵
小菅学代表理事挨拶
2017-18シーズンを終えた後、すぐに小川HCと今後について話し合いを行いました。「同じことをやったら同じ結果になってしまう」という危機感を持ち、本当に多くの時間を費やし、今期のチーム作りを考えました。
昨シーズンからの退団選手が4名おりましたが、その一方で本日出席の、飯島早紀選手・中山樹選手の2名を迎えました。昨シーズンからの継続選手を含め12名の選手で、チーム8期目のシーズンをスタートできることを嬉しく思います。
全力でガムシャラに、一生懸命走って戦っていきますので、今シーズンもよろしくお願い申し上げます。
小川忠晴ヘッドコーチ挨拶
今シーズンも引き続きヘッドコーチとして指揮をとることになりました。よろしくお願いします。
自分にとっての(ラビッツ)1年目は、本当に女子バスケットの世界がわからない状態で、ただガムシャラに、何とかチームをまとめて1つでも多く勝とうという決心のもと戦ってきました。その経験を踏まえて臨んだ昨シーズンでは、不本意な成績でシーズンを終わってしまい、自分の中での悔しさや歯がゆさなど、いろいろ葛藤する部分がありました。
シーズンを終え、まず強く感じたことは「選手1人1人が人間として成長しなければならない。バスケットを通じて成長させていかないと、バスケットの技術も比例していかない。」ということ。そのため、今シーズンはまず「人間形成」を指導していきます。その方針については、すでに行いました始動ミーティングで、選手には話をしているので、まずはそれを土台にしてチーム作りをしてきます。
また、新加入の選手もいますので新たなバスケットスタイルを確立し、皆さんにお披露目できるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
#0飯島早紀選手挨拶
この度、山梨クィーンビーズから移籍し、新潟アルビレックスBBラビッツに入団することになりました、背番号0番の飯島早紀です。
ディフェンスを頑張ることでゲームの流れを引き寄せてチームに貢献したいと思います。よろしくお願いします。
【プロフィール】
飯島 早紀(いいじま さき)
■背番号:0 / ■ポジション:F / ■身長:172cm ■体重:64kg
■生年月日:1992年2月21日 / ■出身地:長野県
■コートネーム:シュウ
■プレー歴:東海大→山梨クィーンビーズ
#5中山樹選手挨拶
この度、新潟アルビレックスBBラビッツに入団しました中山樹です。背番号5番、コートネームはクウです。鹿屋体育大学出身です。
見ていただきたいプレーは、スピードのあるドライブです。
常に感謝に気持ちを忘れず、色々なことに挑戦し、自分の良さを最大限に発揮できるように張っていこうと思います。よろしくお願いします。
【プロフィール】
中山 樹(なかやま いつき)
■背番号:5 / ■ポジション:F / ■身長:171cm / ■体重:58kg
■生年月日:1996年2月19日 / ■出身地:香川県
■コートネーム:クウ
■プレー歴:英明高→鹿屋体育大
2018-19シーズン キャプテン挨拶
今シーズンキャプテンを務めさせていただきます16番の山澤恵です。
キャプテンを務めることは、自分自身が成長できるチャンスを頂いたと思っています。人としても選手としても成長していきたいですし、チームのために自分がやるべきこと、チームのためになることは、どんどん積極的にやっていきます。
また、チームのみんなも「自分が変わらなければいけない」「成長しなければいけない」という思いで現在練習に取り組んでいます。
皆さんに成長したチームをお見せできるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
【プロフィール】
山澤 恵(やまざわ めぐみ)
■背番号:16 / ■ポジション:G / ■身長:162cm / ■体重:56kg
■生年月日:1996年6月14日 / ■出身地:新潟県 / ■コートネーム:ナル
■プレー歴:山の下中→新潟中央高
2018-2019シーズン スローガン発表
※キャプテン山澤恵選手より発表
【山澤選手コメント】
今シーズンのチームスローガンは「for the TEAM-心を1つに結ぶ-」です。
このスローガンのコンセプトは、「チームが強くなるために、一人ひとりがチームのためにという精神で一丸となり全員で最後まで戦い抜く」という意味です。
このスローガンのもと、チーム全員で頑張っていきたいと思います。
以下質疑応答
(小菅代表へ)「シーズン終了後、すぐに小川HCと来期に向けて話し合ったということですがプレーについては具体的な強化ポイントなどどういった結論になりましたか?」
まずは7月のサマーキャンプに向けて、新入団選手やケガをしている選手の状況をみながらチームを作り進めていただきたいと思います。
他のチームに比べ身長が低いというハンディがありますが、それを補えるような脚力のある選手も多くいます。そういった長所を組み合わせながら、新しいバスケットスタイルを確立していきます。
今期のチームはガムシャラに走ったり、一生懸命ボールを追いかけるなど、すごく運動量が必要なバスケットです。これからも随時小川HCと話し合いを行い、状況を確認しながら進めていきたいと考えています。
(小菅代表へ)「現状チーム身長が低いという中で、今後補強という可能性はありますか?」
Wリーグの場合は、選手登録の期限がありますので、そこまでにいなければ補強はしないということになります。
一方でアーリーエントリー制度というのがあります。具体的に誰ということは現状ではありませんが、すでに大学のトーナメントなどを見ながら小川HCと意見交換をしております。
新潟アルビレックスBBラビッツは身長が低い、センターが少ないという意見はあるかと思いますが、そういった部分を補えるよう、今後も進めていきたいです。
(小川HCへ)「『新たなバスケットスタイル』とは具体的にどんなチームを目指してますか?」
今までは、選手全員でタイムシェアをしながら戦っていました。それは他チームに比べてのハンディを補う要素であるのではと思い、試合に出てる間1人1人がしっかりと100%の力でパフォーマンスをしてほしいという狙いでやってきました。
しかし今シーズンはタイムシェアも違う形で行い、選手一丸となって戦っていけるように考えてる最中です。
(小川HCへ)「昨シーズンからセンターの人が何人か退団されましたがその抜けた穴はどのように補おうと思っていますか?」
センター陣が抜けて1番影響があるのは、「リバウンド」です。昨シーズンはセンター陣がいた中でもサイズがなく、「リバウンド」が1番の弱みでした。その改善策としてまずは、高さがない分人数で対抗する。リバウンドが取れなくても平面的なところで競り合って勝負する。相手チームのキーマンだけは徹底して取らせない。などといった対策を練っていこうと考えています。
(小川HC)「現状のメンバーで考えた時、高さの部分をどのように対応するつもりで考えているかを教えてください。」
現状でセンターポジションでの起用を考えているのは、3名。馬選手、畑中選手、渡邊選手です。
例えば、4人アウトサイド中心のプレイヤーを置き、馬選手が1人だけセンターに陣取るようなシステム。また、畑中選手や渡邉選手であれば昨年を引き継ぐようなバスケットスタイルも使えると思いますし、それは練習を積み重ねる中で、またサマーキャンプを通して考えていきたい。
サマーキャンプでは、結果がついてくることが1番良いことではありますが、今のチームが1番考えなければいけないのは「センターポジションのローテーションの仕方」「選手同士誰と誰の組み合わせが良いか」などです。サマーキャンプの期間で、より良いチームでの戦い方を見つけることが、僕自身の大きな課題として取り組みたいと考えています。
(小川HCへ)「今シーズンは具体的にリーグ何位くらいを目指しますか?」
戦うなら1つでも上の順位を目指すのが最も大事な目標だと思いますが、まずプレーオフに進出できるように頑張っていきたいと思います。また昨シーズンよりも試合数が減ったので、今まで以上に1戦1戦しっかりと戦い、いかに結果を出せるかが練習の時からの大きな課題だと思います。
(山澤選手へ)「昨シーズンは1勝も勝てなかったのをどうとらえているか。また勝利のために必要なこととは?」
昨シーズン全敗で終わってしまったことについては、チーム全体が同じ方向を向けていない部分があったことも1つの原因ではないかと思っています。今シーズンは、チームとしてしっかりと1つになり、進んでいきたいと思います。
また、このチームは他のチームと比べ身長が小さいので、走ることやボールをガムシャラに追いかける事など、そういったプレーで他のチームに勝っていかなければいけません。足りないところを補強するのはもちろんですが、自分たちの強みをもっともっと伸ばしてきたいと思っています。
(小川HCへ)「新加入選手に期待する事と、山澤選手にキャプテンとして期待する事はなんですか?」
中山選手の持ち味はランニングプレーです。また、身長は171㎝ですが手足が長いので、身体の形態を生かしてくれると思います。今シーズン1年目になるので、何かの型にはめるのではなく、のびのびと持ち味を発揮できるよう、僕の方からもベクトルを示してあげていきたいです。そこから彼女なりのプレーを見つけてほしいです。
飯島選手に関しては、山梨クィーンビーズに所属する対戦相手として今まで見てきました。昨シーズンの映像などを見た時に大きく変わったと感じたのは、ディフェンスのスタンスです。映像からでも、隙があればいつでもボールを取ってやろうというエネルギーを感じました。昨シーズンからチームディフェンスのシステムを構築している中で、今シーズンも引き続き強化していきますが、その中の1つのピースとして活躍してくれることは間違いないと思っています。また、オフェンス面では飛び込むプレーが上手で、その中でうまくファールをもらうこともできるので、そういったプレーにも期待しています。
山澤選手に関しては、年齢は下から2番目ですが、チーム在籍年数としては中堅になってきているし、これまでの3年間でチームの良いところも悪いところも見てきています。また、自分はガードとしての彼女を信頼し、コート上で起用し続けています。今回キャプテンとして責任を負うことで、より周囲への気配りや視野の広さなど、ガードとしても社会人として必要になってくる要素を学んでもらいたいですし、成長してほしいです。
(新規入団選手へ)「自分の強みのプレーとは?」
(中山選手)自分の一番の強みはスピードです。スピードを生かしてボールを持ったらどんどん1対1などを仕掛けていきたいと思います。
(飯島選手)ディフェンスを頑張っていきたいです。1対1だけではなく、(ラビッツは)他のチームに比べて身長が低いので、大きい選手への対応や、カバーしあいながらのディフェンスをしなければ戦っていけないと思います。そんなラビッツにとってディフェンスの中心になれるようにやっていきたいです。
(山澤選手へ)「年齢はチームの中で若い立場ですが、新しいキャプテンとしてどのようにチームをまとめていきたいですか?」
入団して4年目になりますが歳は下から2番目です。気を使うところもありますがそこは遠慮せずチームのためになることはどんどん言っていこうと思います。そして、発信をする分1番率先してきついことも嫌なこともやっていき、年上の選手からも信頼されるようなキャプテンになっていきたいです。
(中山選手へ)「アーリーエントリーで昨シーズンからチームに加わる中で、チームに対してどんな感想を持ちましたか?」
コート上の選手とベンチにいる選手での一体感があるチームだなと思いました。プレー面ではディフェンスや、ルーズボールなどの粘り強さがあり、その点がすごく良いチームだと感じました。
(飯島選手へ)「飯島選手が山梨にいた時は、新潟アルビレックスBBラビッツをどういうチームだとみていましたか?」
チームの雰囲気としては、HCと選手が同じ方向を向いていて戦っているなという印象がありました。ディフェンスでは、1試合目と2試合目でディフェンスの形を変えてきていましたし、オフェンスでは、相手がどうディフェンスするかによってセットプレーを崩して個々のプレーで持って行くような場面もたくさんあったので、臨機応変に戦えるチームだなという印象を持ってました。
(新入団選手へ)「新潟に来て何か食べ物や場所で楽しみにしていることはありますか?」
(中山選手)新潟はお米がおいしいので、しっかりたくさん食べて頑張っていこうと思います。
(飯島選手)海の無い県で育ったけど海を見ることが好きなので、それが楽しみです。あとは、海の幸もしっかり食べたいと
思います。