【戦評掲載】10月4日(土)プレシーズンゲームvs山梨クィーンビーズ

１Ｑ新潟９-４山梨

４年目を迎える新潟アルビレックスＢＢラビッツ最初のプレシーズンゲームは、山梨クィーンビーズの２年後Ｗリーグ復帰を支援する特別試合として開催。新潟は＃７星、＃１１井上、＃１４畑中、＃３１木暮、＃５３近藤のスターティングラインナップ。

序盤は両チーム共にシュートミスにターンオーバーを重ね、ゴールを揺らす事が出来ない。新潟は＃１２上酔尾を投入し流れを変えようとするがゲームが動かないと見ると、＃８岩村、＃３４出岐の主力をコートに送り、＃０梅木の初得点に繋げる。しかし山梨も＃１０横井と＃５横田が難しいショットを沈め、すかさず反撃を見せる。それでも新潟は＃８岩村と＃３４出岐の３ＰＴＳでリードを奪い９ー４で１Ｑを終える。

２Ｑ新潟３０-１３山梨(２１-９)

両チーム共に激しいディフェンスから始まった２Ｑは、新潟＃１４畑中がフリースローをもらうと、＃５３近藤もゴール下で存在感を示す。更にルーキー＃３１木暮が果敢にゴールにアタックし完全に主導権を握る事に成功。山梨も＃１０横井に＃８外村がミドルレンジから意地を見せるが、新潟はルーキー＃７３砺波の３ＰＴＳで再び突き放す。中盤以降は新潟もミスが目立ち始めるが、新潟ディフェンスを切り崩す事の出来ない山梨はそれに付き合ってしまう。終盤に新潟は＃０梅木と＃７３砺波のフレッシュコンビが活躍、３０ー１３とリードを広げてゲームを折り返す。

３Ｑ新潟４７-２８山梨(１７-１５)

後半になると新潟は主力をコートに戻すが、若手となかなか噛み合わない場面が目立つ。山梨は＃１２近内を中心に反撃を試みるが、それも単発に終わり流れは変わらない。中盤を過ぎると新潟は＃３４出岐、＃８岩村、＃１１井上がようやくらしさを発揮し、＃１２上酔尾もフリースローで続く。山梨も新潟のミスから突破口を探るが、ここでも単発に終わり逆に新潟＃８岩村の３ＰＴＳを許してしまう。４７ー２８と新潟がリードを保ち最終Ｑへ。

４Ｑ新潟６０-４９山梨(１３-２１)

何とか意地を見せたい山梨は＃１０横井のミドルショットで４Ｑの幕を開けると、＃１１飯島がリバウンドを押し込む。更に＃７金川が３ＰＴＳを沈めるが、新潟はキャプテンの＃７星の慌てないゲームメイクと＃３石川の献身的なスクリーンプレイで＃５３近藤のゴールを導く。中盤を過ぎると新潟の雑なプレイが目立ち始め、それに乗じた山梨が猛追を見せ、残り３分には５１ー４４と７点差まで攻め寄る。その後は一進一退の攻防を見せるが、地力に勝る新潟は＃７星、＃１１井上、＃５３近藤が続けてゴールを揺らし、山梨の反撃を断ち切った。山梨＃６佐藤にとって２年ぶりとなる新潟コートへの里帰りに新潟ブースターは温かい声援を送った。２年目の衛藤ラビッツは、課題と希望の残る勝利を飾り第２戦に臨む。