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NEWS【戦評掲載】11月23日(日)第16回Wリーグ公式戦 小千谷大会vsJX-ENEOSサンフラワーズ
1Q:新潟20-11JX-ENEOS
ホーム初勝利を挙げたい新潟、連勝して波に乗りたいJX-ENEOS共にマンツーマンディフェンスでの立ち上がり。序盤から新潟は#8岩村に#7星がゴール下から攻め立て9―2とリードを奪うとJX-ENEOSは早々とタイムアウト。それでも新潟はJX-ENEOSのターンオーバーから奪ったチャンスを#8岩村がきっちり沈める。中盤を過ぎると高さを封じ込められたJX-ENEOSは#10渡嘉敷に#32宮崎が速さで対抗するが、リバウンドで負けない新潟は#8岩村に#3石川の連続3PTSでリード広げ20―11で1Qを終える。
2Q:新潟36-26JX-ENEOS(16-15)
負けられないJX-ENEOSは#10渡嘉敷がゴール下で孤軍奮闘するが、新潟は#34出岐が3PTSを沈め主導権を渡さない。更に#14畑中と#53近藤が技有りのパスで#8岩村の連続ゴールを演出すると、厳しいディフェンスからJX-ENEOSのターンオーバーを誘う。中盤を過ぎ#21間宮をコートに戻したJX-ENEOSは、ようやくインサイドで優位に立ち反撃を開始するが、新潟は#34出岐のフリースローに#0梅木のゴール下で流れを引き戻す。新潟が36―26と10点のリードを奪いゲームを折り返す。
3Q:新潟61-58JX-ENEOS(25-32)
地力で上回るJX-ENEOSは、#21間宮がゴール下で存在感を見せると#11岡本がようやく3PTSで新潟ゴールを揺らす。新潟も#7星のミドルレンジに#34出岐の3PTSで一進一退の攻防が続く。中盤、疲れの見えた新潟に対しJX-ENEOSは#21間宮、#10渡嘉敷の日本代表コンビが制空権を奪い、ジリジリと新潟に詰め寄る。それでも新潟は元日本代表#8岩村がこの日4本目の3PTSを沈めリードを守ると、#53近藤の3PTSに#7星がミドルショットを沈め、満員のアリーナのボルテージを最高潮に招く。終盤JX-ENEOSはリバウンドで優位に立つと#11岡本がミドルレンジから続けて沈め猛追する。61―58とJX-ENEOSが追い上げて最終Qへ。
4Q:新潟76-81JX-ENEOS(15-23)
勝利に執念を見せる新潟は、#53近藤の連続ゴールで最終Qの幕を開けると、#14畑中も3PTSで続き再びリードを広げる。それでも守りに入らない新潟に対し、高さで優位に立つJX-ENEOSは#10渡嘉敷と#21間宮を中心に慌てずにゲームを進める。残り3分を切り72―71となった所で新潟はタイムアウトを取るが、JX-ENEOSは#10渡嘉敷がゴール下から確実に押し込み、この試合初めてのリードを奪う。更に#21間宮がリバウンドを押し込み、残り1分30秒で72―75となった所で新潟は最後のタイムアウト。大金星を信じる大歓声に#34出岐がフックショットで応え1点差まで詰め寄るが、王者JX-ENEOSは#11岡本の3PTSで再び突き離す。最後は新潟のファウルゲームを守り切ったJX-ENEOSが76―81で新潟の大善戦に終止符を打った。
■観客数:1,432人
衛藤 晃平HCコメント
まず昨日を含めた開幕5試合の内容を、選手がよく修正して戦ってくれたと思います。JX-ENEOS相手にここまで勝負できたのは収穫。また、会場の皆さんが最後まで大きな声援を送ってくれて、苦しい時間帯も引っ張ってくれた気がします。こういうゲームを続けてできるようにチームとしてやっていきたいと思う。
#8岩村 裕美選手コメント
(試合を振り返って?)悔しいの一言。40分間、コート上の5人、ベンチが一つになって戦っていた実感があります。だからこそ勝てずに悔しい。今日のように個人個人の持ち味がかみ合えばいい試合ができる。ただ、いい試合だけではなく、しっかり勝ちたい。JX-ENEOS戦はあと2回あるので次は勝ちたいです。(21得点したが?)味方が打ちやすいようにパスをくれたので、気負わずにリラックスしてシュートできた。昨日の試合の内容が良くなかった分、今日は挽回したかった。
#7星 希望選手コメント
今日は試合の入りが良く、チーム全体でリングへ向かう意識が強かった。得点もとれて、内容は今シーズンで一番良かったと思う。相手ディフェンスが対応する前に攻めきるというのは練習の成果。その結果が今日の試合の入りに繋がったと思う。ただ、インサイド中心に力技で来られた時に、上手く対応出来なかった。ボールの出所を抑える、インサイドに出される前に対応するなど工夫しなければならないと思います。
#3石川 真衣選手コメント
(途中出場について?)思い切りプレーしてこいと送り出された。高さのある相手のセンター陣をどう抑えるかがポイントだと思っていた。高さで負ける分身体をぶつけて簡単に跳ばせない、ミスマッチが多い分フォローに行けるように意識して試合に入った。チームが段々と調子を上げてきている中、自分も置いていかれないように、しっかり頑張りたいと思います。