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NEWS【戦評掲載】12月20日(土)第16回Wリーグ公式戦vs富士通レッドウェーブ
1Q新潟11-27富士通
何とか連敗を止めたい新潟は、約一ヶ月ぶりとなるホームで、現在首位の好調富士通を迎え討つ。両チームともマンツーマンディフェンスで始まった序盤、富士通は#12篠原が高さを生かして先制すると、#11篠崎が3PTSで続く。新潟も#34出岐の連続ゴールで必死に食い下がるが、富士通は#15山本が続けて新潟ゴールを揺らすと、新潟のファウルトラブルから、#12篠原がもらったフリースローを確実に沈める。離されたくない新潟は#11井上の個人技に#7星のゴール下で追い上げを見せるが、富士通は果敢にゴールを攻めて、フリースローからリードを広げる。終盤になっても富士通の攻勢は変わらず、#11篠崎が3PTSを沈め12―27とリードして1Qを終える。
2Q新潟19-43富士通(8-16)
流れを引き寄せたい新潟は#7星のミドルショットで2Qの幕を開けると、#11井上が3PTSで反撃の狼煙を上げる。それでも好調の富士通は#1三谷が続けて新潟ゴールを揺らし主導権を渡さない。中盤を過ぎゲームがテンポアップすると新潟は#12上酔尾を投入、トランジションから反撃のきっかけを見いだそうとするが、新潟の放つシュートはことごとくゴールに嫌われる。逆に富士通は#0長岡が高さを生かしてゴール下からねじ込むと#11篠崎がこの日3本目の3PTSを沈めて19―43とリードを広げゲームを折り返す。
3Q新潟30-62富士通(11-19)
後半に入っても富士通の猛攻は変わらず、#12篠原を基点にインサイドから得点を重ねる。新潟も#0梅木のゴール下に#34出岐の連続ゴールで反撃の糸口を探るが、ターンオーバーで流れを引き寄せる事が出来ない。高さでも優位に立つ富士通は#0長岡のインサイドに#11篠崎のアウトサイドで攻撃の手を緩めず、30―62とゲームの大勢を決める。
4Q新潟44-87富士通(14-25)
富士通は#1三谷の3連続3PTSで赤く染まった富士通応援団のスタンドを沸かす。新潟もようやく#8岩村が3PTSを沈めるが後が続かない。それでも歓声が止まないホームブースターの前で意地を見せたい新潟は、#34出岐が孤軍奮闘するが、富士通は#1三谷の3PTSが再び立ちはだかる。終盤、新潟は#3石川がゴール下で頑張るがそこまで。44―87と富士通が大差で新潟を退け4連勝を飾った。
■入場者数:1,428人
ヘッドコーチ、選手コメント
衛藤 晃平ヘッドコーチ
1Qからかなり気持ちを入れて入ったが、序盤にファールが重なったことで全体的に消極的になってしまった。そこは残念に思う。富士通のようなチームに勝つには先手を取らなければならないが、その先手の部分で後手を踏んでしまった。また、気持ちの部分でも後手を踏んでしまったことが悔やまれる。(明日に向けて?)もう一度気持ちをリフレッシュして、先手を取れるように準備したいと思います。
#0梅木 智加子選手
相手のセンター陣を抑えようと準備してきたが、なかなか上手くいかなかった。また、全体的に相手にいい形でシュートを打たせてしまい、流れを取れそうで取れなかった。明日は自分達センター陣が体を張ってプレーし、もっと全員でリバウンドを取りにいきたいと思います。
#7星 希望選手
ターンオーバーが多く、良いシュートもなかなか打つことが出来なかった。ディフェンスもなかなか機能せず、ファールも重なって崩れてしまった。まず内容を整理して明日また臨みたいと思います。
#34出岐 奏選手
ディフェンスから流れを掴むことが出来ず、オフェンスも崩れてしまった。何をするにも相手が有利になってしまっていた。(明日に向けて?)イージーショットをしっかり決めること。あとは開き直ってやるしかない。思い切りプレーして結果に繋がればと思います。