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NEWS【戦評掲載】12月21日(日)第16回Wリーグ公式戦vs富士通レッドウェーブ
1Q新潟7-15富士通
連勝を伸ばし波に乗る富士通、年内最後のリーグ戦を白星で終えたい新潟は共にマンツーマンディフェンスでのスタート。富士通は#11篠崎のインサイドアタックで先制するが、新潟はすかさず#8岩村の3PTSで反撃、しかし後が続かない。逆にリバウンドで優位に立つ富士通は#10町田のスピードで新潟ゴールを揺らす。中盤に入ると新潟は#53近藤がリバウンドで頑張り、#34出岐のフリースローに繋げるが、この日もターンオーバーで流れを引き寄せる事が出来ない。終盤になっても富士通ペースは変わらず#3石川の3PTSで7―15とリードを広げ1Qを終える。
2Q新潟25-37富士通(18-22)
2Qの先制は新潟#34出岐の連続インサイドアタック、更に#14畑中のポストプレイで差を縮める。#0長岡をファウルトラブルで欠く富士通は、#1三谷が3PTSを沈めるがこちらも続かない。中盤、新潟は#53近藤のリバウンドから#34出岐の3PTSで反撃を試みるが、富士通はまたしても#1三谷の3PTSに#7中畑のジャンプショットでそれを許さない。終盤、両チーム共に激しいディフェンスからファウルトラブルに陥りフリースローで加点、25―37と富士通がリードを守り後半へ。
3Q新潟36-56富士通(11-19)
後半、富士通は#12篠原の高さで先制すると#11篠崎が新潟のターンオーバーから新潟ゴールに走り込む。25―43となった所でたまらずタイムアウトを取った新潟だが、富士通はコートに戻った#0長岡がすかさず3PTSを放り込み、主導権を渡さない。流れを変えたい新潟は#12上酔尾を投入すると、すかさずその期待に応え3PTSを沈める。反撃の突破口を見出だした新潟は、#8岩村の3PTSに#53近藤のゴール下で満員の歓声に応えると、再び#8岩村の3PTSで必死に食らい付く。それでも地力に勝る富士通は#0長岡、#1三谷が確実に得点を重ね、36―56とリードを広げ最終Qへ。
4Q新潟47-67富士通(11-11)
最後まで勝利を諦めない新潟は、この日Wリーグ公式戦通算100試合出場となる#21君山をコートに送ると、スピードあるプレイから同期の#34出岐の3PTSに繋げる。更に#0梅木も果敢に富士通ゴールを攻め、攻撃の雑になった富士通を慌てさせる。それでも富士通は#11篠崎と#0長岡が確実に新潟ゴールを揺らし、47―67と追い縋る新潟を振り切り、富士通が首位を守った。
■入場者数:1,511人
ヘッドコーチ、選手コメント
衛藤 晃平ヘッドコーチ
20点差をつけられているので褒められたゲームではないが、非常に選手は頑張ったと思っています。これまで後手を踏んでいたリバウンド面でも非常に良く戦っていたと思う。その中で勝敗を分けたのはターンオーバーの多さ。特に失点に繋がるものや、流れを掴みたい場面でのターンオーバーが多かった。また、全体的にディフェンスは良かったが、最後はシュート力の差が結果に繋がってしまったと思います。
#34出岐 奏選手
前半は昨日から修正した部分を出せたと思います。ただ3Qにミスが続き、そのミスを相手に得点まで持っていかれてしまった。それによって全体的に足が止まってしまい、立て直すことが出来なかった。(リバウンド数で富士通を上回ったが?)リバウンドはシーズン初めからの課題だったが、今日の試合で一つクリア出来たと思う。これで終わるのではなく継続出来るように頑張りたいです。リバウンドがしっかりすれば攻撃回数も増える。リバウンドでしっかり勝って攻撃回数を増やし、積極的にシュートを打つことを意識していきたいです。
#21君山 舞夕奈選手
(100試合出場について?)今回100試合出場出来たのは、周りのサポートと、今年肩の手術をしたので、リハビリを支えてくれた方々のおかげだと思っています。本当に感謝の気持ちで一杯です。(劣勢の中の途中出場について?)自分の得意とするドライブを出して流れを変えたいと思っていた。復帰できたが、自分の仕事がまだまだ出来ていないので、とにかく今日は自分のプレーを出そうと思っていました。早くゲーム感を取り戻してチームに貢献したいです。