『11月21日(土) 第17回Wリーグ公式戦 vsトヨタ自動車アンテロープス』
1Q:新潟15−21トヨタ自動車
毎年恒例となったWリーグ五泉大会は、五泉市村松体育館さくらアリーナにてホーム新潟がトヨタ自動車を迎え撃つ。両チーム共にマンツーマンディフェンスで始まった序盤、新潟は#0梅木のミドルショットで先制するが、トヨタ自動車は#24栗原と#20近藤の連続3PTSに#22森がゴール下から押し込みすかさず逆転、新潟の不用意なターンオーバーから#24栗原が速攻を決めて主導権を握る。流れを変えたい新潟は#21君山と#14畑中をコートに送ると、その#14畑中が期待に応えて3PTSを沈め、#0梅木のゴール下も引き出す。更に#31木暮が速い展開からトヨタ自動車ゴールを攻め立てると、自らのスティールからトヨタ自動車ゴールに持ち込み必死に食らい付く。それでもリバウンドで勝るトヨタ自動車は、要所で#1大神と#12矢野が存在感を見せ付け、15-21とリードして1Qを終える。
2Q:新潟1−18トヨタ自動車(16−39)
トヨタ自動車は#20近藤のミドルショットに#24栗原の3PTSでこのQを先制すると、#1大神と#12矢野のベテランコンビが速攻を決めて2分過ぎには15-30と一気に新潟を突き放す。中盤以降、トヨタ自動車の堅いディフェンスの前にターンオーバーを連発する新潟だが、トヨタ自動車もシュートの精度を欠き得点は動かなくなる。それでもリバウンドで圧倒的に優位に立つトヨタ自動車はセカンドチャンス、サードチャンスから得点を伸ばし、16-39とリードを広げてゲームを折り返す。
3Q:新潟15−19トヨタ自動車(31−59)
後半になっても両チーム共にシュートの精度を欠きゲームは動かない。2分を過ぎてトヨタ自動車は#1大神がミドルショットで新潟ゴールを揺らすと、#22森のゴール下を引き出し後半を先制、新潟もキャプテン#34出岐のバスケットカウントに#10大濱の3PTSでようやく反撃を開始する。更に#34出岐が3連続で3PTSを沈めてアリーナは大歓声に包まれるが、トヨタ自動車は#12矢野を中心に慌てずゲームを進め31-59とゲームの大勢を決めて最終Qへ。
4Q:新潟14−27トヨタ自動車(45−85)
トヨタ自動車#7水島のミドルショットで幕を開けた4Q、新潟も#6稲本と#53近藤の3PTSで反撃のきっかけを掴もうとするが、トヨタ自動車の厳しいディフェンスの前に淡白な攻撃しか出来ない。大量リードに守られたトヨタ自動車は#24栗原が3PTSを沈めると#17出水田のリバウンドに#20近藤もドライブで力の差を見せつける。終盤、新潟は#34出岐が孤軍奮闘するもトヨタ自動車の攻勢は最後まで続き、45-85と危なげなく新潟を振り切り6連勝を飾った。
炭田HCコメント
ターンオーバーやイージーシュートを落とすことが多くても、どんな相手であろうとシュートに向かっていかなければならない。そしてDFを頑張って走るチームになっていかないといけない。さらに今以上に戦う気持ちを十分に出さないといけない。また明日修正して頑張ります。
ゲームフォト
主な個人スタッツ
#0 梅木智加子 7得点
#34 出岐奏 17得点
#53 近藤紗奈 6得点
【入場者数:820人】