『11月28日(土) 第17回Wリーグ公式戦 vs羽田ヴィッキーズ』
1Q:新潟9−24羽田
2年ぶりの上越開催は、新潟にとってレギュラーシーズン1次ラウンド最後のホームゲーム。ここまで全敗同士の戦いとなる今節初戦は新潟、羽田共にマンツーマンディフェンスでスタート。ゆったりとした立ち上がりとなった序盤、羽田は#11森本に#15落合が続けて新潟ゴールを揺らし先手を奪うと、#19瀬崎のトランジションから#6安江がゴール下で合わす。更に#31高木の3PTSで2-14と一方的な展開となる。新潟も#6稲本のミドルショットに#0梅木のゴール下で追い上げを試みるが、羽田は#24金本がインサイドから押し込み優勢は変わらない。終盤、新潟は#11井上が3PTSを沈めるが9-24と羽田がリードして1Qを終える。
2Q:新潟24−45羽田(15−21)
何とか反撃したい新潟は#0梅木のゴール下で先制するが、ターンオーバーが目立ち始め流れを引き寄せる事が出来ない。攻め手の見つからない新潟に対し、羽田は#19瀬崎を中心にしっかりとゲームを組み立て主導権を守る。それでも新潟は#53近藤がオフェンスリバウンドで頑張ると、#11井上の3PTSに#34出岐のドライブで羽田ゴールを攻め立てるが、羽田は#15落合の3連続3PTSで24-45とリードを広げて前半を終える。
3Q:新潟40−56羽田(16−11)
初勝利を目前に羽田は#15落合の3PTSで後半を先制するが、新潟は#11井上が果敢にゴールにアタック、#0梅木もリバウンドからバスケットカウントを沈め、静まりかけたアリーナをもう一度沸き起こす。新潟は#21君山がトランジションから#0梅木と#14畑中のミドルショットを引き出し羽田をタイムアウトに追い込む。更に#11井上のオフェンスリバウンドから攻撃を繋ぐと#0梅木のポストプレイで、ようやく攻勢を見せ40-56とビハインドを縮めて最終Qへ。
4Q:新潟57−70羽田(17−14)
新潟はキャプテン#34出岐の3PTSに#11井上の連続得点で反撃の狼煙を上げると羽田はたまらずタイムアウトを取る。羽田も#15落合を中心に必死に防戦、両チーム共に初勝利への執念を見せる。中盤以降、インサイドへのダブルチームから新潟のターンオーバーを誘う羽田が、ファウルトラブルの新潟から確実に得点を重ねる。新潟も#0梅木の3PTSで最後の見せ場を作るが、セフティリードに慌てない羽田は#15落合が時計を上手に使い、57-70と食い下がる新潟を振り切り、今シーズン初勝利を飾った。
炭田HCコメント
勝たなければいけないカードだった。オフェンスは水物なのでもっと早い段階でディフェンスで流れを作らなくてはいけなかった。修正していく部分を修正し、考え方を整理して明日一戦挑みます。
梅木選手コメント
お互い白星がない状態でゲームに入ったのだが勝ちに行かなければいけないという焦りもあった。出だしをもっとたたみかけて試合に入ればよかった。やるべきことも個々で分かっているはずなので明日萎縮しないようにおもいっきり頑張ります。
井上選手コメント
勝たなくては行けない焦りもありなかなかうまく行かなかった。入りさえうまくいけば勝負ができると思うので明日また頑張ります。
出岐選手コメント
今日は自分の役割を果たせずに不完全燃焼で終わってしまった。明日は勝ちたい気持ちを強く持ち、ボール・シュート・守ることに執着心をもって一戦戦っていきます。
ゲームフォト
主な個人スタッツ
#0 梅木智加子 22得点 20リバウンド
#11 井上愛 15得点 4リバウンド
【入場者数:1358人】