『11月29日(日) 第17回Wリーグ公式戦 vs羽田ヴィッキーズ』
1Q:新潟16−14羽田
今年最後となるホームゲームで初勝利を上げたい新潟、連勝で一つでも1次ラウンドの順位を上げたい羽田の今節第2戦は両チーム共にマンツーマンディフェンスでスタート。大幅にスタメンを入れ替えて来た新潟は、序盤から積極的に攻勢に出ると#11井上が3本のフリースローで先制、更にミドルレンジからジャンプショットで羽田ゴールを揺らす。前日負傷の#19瀬崎を欠く羽田は#11森本と#15落合を中心に反撃を試みるが、新潟はこの日スタメンの#31木暮の速いトランジションから#53近藤と#14畑中が続けて得点、序盤から主導権を握る。新潟の厳しいディフェンスの前にシュート精度を欠いていた羽田は、終盤になるとようやく#24金本と#7秋元のインサイドを中心に猛追、16-14まで詰め寄り1Qを終える。
2Q:新潟26−31羽田(10−17)
このQになっても羽田は#7秋元と#24金本のインサイドを中心に攻撃を展開、開始直後に同点に追いつく。新潟も#34出岐がスティールから自ら持ち込み序盤は一進一退の展開となる。残り5分を過ぎ、#11森本のミドルショットと#31高木の3PTSで20-25と逆転に成功した羽田はリバウンドで優位に立つと、セカンドチャンスから#11森本が新潟ゴールを攻め立てる。終盤、新潟は#34出岐がゴール下に走り込むと、#31木暮と#11井上も続いて必死に食い下がるが、羽田は終了間際に#15落合が強引に持ち込み26-31として前半を終える。
3Q:新潟42−49羽田(16−18)
後半は新潟が#34出岐のスピードで先制すると#11井上がオフェンスリバウンドにルーズボールで頑張り#21君山の3PTS、#53近藤のミドルショットに繋ぐ。羽田も#15落合が孤軍奮闘すると#77柳瀬も続き、35-42として新潟をタイムアウトに追い込む。中盤を過ぎ、新潟のシュートがリングに嫌われ始めると、羽田は#11森本を基点に徐々にリードを広げる。それでも新潟は、#31木暮の3PTSに#14畑中と#0梅木のミドルショットで42-49と再びビハインドを縮め、最終Qに逆転の望みを託す。
4Q:新潟53−72羽田(11−23)
最終Qの先手はリードする羽田。#7秋元がペイントエリアから押し込むとフリースローも沈め42-53と得点差を二桁に広げる。 新潟も#31木暮のインサイドアタックに#11井上の3PTSで意地を見せるが、羽田は#24秋元のインサイドを中心に確実に得点を重ねる。最後まで初勝利への執念を見せる新潟は、ルーキー#10大濱と#16山澤を投入、もう一度コートにエネルギーを取り戻すと、#11井上が続けて羽田ゴールを揺らし最後の見せ場を作る。それでも運動量の落ちない羽田ディフェンスを切り崩す事が出来ず、53-72と羽田が連勝で今節を終えた。
炭田HCコメント
日々応援してくださるブースターさんには本当に感謝しています。だからといって声援に甘えずにこれからも更なる努力をしなければなりません。負けてしまったものは仕方ないですが、このまま終わる訳にはいかないので1人1人が強い気持ちで切り替えて次の試合に挑んでいきたいです。
井上選手コメント
悔しいを通り越して情けないです。リードをしていたところをひっくり返されて3Qまるごと流れが悪くなってしまったのが原因の一つだと思います。切り替えて次戦のゲームに備えて頑張ります。
出岐選手コメント
大事なところで自分の仕事ができませんでした。負けたからといって落ち込んでいても意味がないので開き直ってやっていきたいです。流れが悪いときこそディフェンスやリバウンドを頑張っていけたらと思います。
近藤選手コメント
外周りの選手への意識が強くあって中をやられてしまいました。今後さらにゲームを意識した練習を行わなければならないと感じました。今日の入りのような流れを40分間継続してプレーし、勝つために自分自身も精一杯やりたいです。
ゲームフォト
主な個人スタッツ
#11 井上愛 14得点 9リバウンド
#53 近藤紗奈 13得点 3リバウンド
【入場者数:1835人】