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NEWS【レポート】Denka presents WJBLオールスター2016 in新潟
Denka presents WJBLオールスター2016 in新潟 レポート
【イベント➀】NSGグループpresents 3Pコンテスト
1分以内に5か所から各5投ずつ試投し、その成功数を競う3ポイントコンテスト。25投の中で、5投がカラーボールで2得点。その他は1得点となる。カラーボールは選手が好きな位置に集めることもできる。
リーグ屈指のシューターが集まったコンテスト。予選を勝ち上がった栗原三佳、三谷藍、山本千夏が決勝ラウンドに進んだが、栗原、山本が同点となったため、再決勝が行われた。センター・スポットにカラーボール(2点)を集めた栗原と、左サイドにカラーボールを集めた山本の争いは、最後のシュートを決めて振り切った山本が女王に輝いた。
予選ラウンド
伊集 南 13点
落合 里泉 8点
栗原 三佳 15点
近藤 楓 14点
三谷 藍 15点
山本 千夏 16点
決勝ラウンド
栗原 三佳 19点
三谷 藍 11点
山本 千夏 19点
同点決勝
栗原 三佳 14点
<優勝>山本 千夏 16点
【イベント②】クルマ売るならラビットpresents スキルズチャレンジ
ドリブル、パス、シュートのスキルを競うタイムトライアル。シュートやパスの精度も求められるコンテストだけに、スピード、ハンドリングに長けたスター選手たちが顔をそろえた。多くの選手がパスで手間取る中、ミス少なく乗り切った本川紗奈生、渡邊亜弥が決勝に進出。 先行した本川が29.0秒の好タイム。渡邉もいいタイムでプレイしたものの、わずか0.1秒及ばず、本川がチャンピオンとなった。
予選ラウンド
大神 雄子 40.0秒
出岐 奏 56.2秒
篠崎 澪 40.3秒
本川 紗奈生 36.7秒
吉田 亜沙美 45.4秒
渡邉 亜弥 28.8秒
決勝ラウンド
本川 紗奈生 29.0秒
渡邉 亜弥 29.1秒
<優勝>本川 紗奈生
GAMEREPORT
13年振りに開催されるWJBLオールスターゲーム。舞台となる新潟県長岡市のアオーレ長岡には、ファン投票とリーグの推薦で選ばれたWJBLのスター達が集結。
試合に先立ち行われた3PTSコンテスト、スキルズチャレンジコンテストでは、各チームの精鋭達が鍛えられた技術を見せ付けると共に、お祭り気分を盛り上げる。結果はEAST#15山本(富士通)とWEST#6本川(シャンソン)が高いパフォーマンスを見せ、東西でそれぞれの優勝を分け合った。オープニングセレモニーでは実力派シンガー沢田知可子さんによる国歌斉唱の後、川淵JBA会長の始球式でアリーナの盛り上がりも最高潮に。いよいよゲームスタート!
1Q:東20-13西
体調不良で欠場の佐藤HC(JX-ENEOS)に代わり、急遽指揮を取る事となったBT テーブスHC(富士通)率いるEASTは、#0吉田(JX-ENEOS)#11篠崎(富士通)#34出岐(新潟)#21間宮(JX-ENEOS)#10渡嘉敷(JX-ENEOS)。悲願の初優勝を目指し2次ラウンドに挑む小嶋HC(デンソー)率いるWESTは、#1大神(トヨタ自動車)#24栗原(トヨタ自動車)#20近藤(トヨタ自動車)#12矢野(トヨタ自動車)#23鈴木(トヨタ自動車)のファン投票で選ばれた10名のスターティングラインナップで試合開始。※EAST#9町田(富士通)は体調不良の為欠場。EAST#10渡嘉敷(JX-ENEOS)とWEST#1大神(トヨタ自動車)のティップオフで始まった序盤、EASTは#10渡嘉敷(JX-ENEOS)がゴール下で合わすと、#0吉田(JX-ENEOS)が連続3PTSで続く。外からのシュートがことごとく嫌われるWESTは、代わった#8高田(デンソー)がようやくインサイドから初得点を上げるが後が続かない。中盤を過ぎWESTは#45渡邉(三菱電機)の速さ、#41王(三菱電機)の高さ、#13伊集(デンソー)の3PTSで反撃を開始するが、EASTは#15山本(富士通)のゴール下と#1三谷(富士通)の3PTSで20―13とリードして1Qを終える。
2Q:東19-17西(39-30)
このQも先手を取ったのはEAST。地元の#34出岐(新潟)が続けて3PTSを沈め大歓声に応える。劣勢に本気モードに入って来たWESTは#1大神(トヨタ自動車)と#12矢野(トヨタ自動車)のベテランコンビが奮闘、5分過ぎには29-24と5点差まで詰め寄るが、EASTは#1三谷(富士通)の3PTSに#53近藤(新潟)のゴール下でWESTを再び突き放す。終盤WESTは#23鈴木(トヨタ自動車)のリバウンド、#33長部(トヨタ紡織)のドライブに#30馬瓜(アイシンAW)のゴール下で食い下がるが、EASTは#52宮澤(JX-ENEOS)がWESTゴールを揺らし39-30とリードを守りゲームを折り返す。
HALF TIME
イベント盛り沢山のWJBLオールスター2016 in NIIGATA。ハーフタイムでは、各チームのマスコットが勢揃いしチアリーダーと館内を巻き込んでのダンスタイム。オールスターならではのコラボレーションに満員のアリーナはダンスフロアに大変身した。そして5番目のAKB48グループとして、昨年に新潟で結成されたNGT48がパフォーマンスを披露。お馴染みの曲でゲームに華を添えた。
3Q:東23-22西(62-52)
後半になるとWESTは#41王(三菱電機)のインサイドで反撃を開始するが、EASTは#10渡嘉敷(JX-ENEOS)のドライブに#0吉田(JX-ENEOS)の速いパス回しと倍返し、更に#4外山(日立ハイテク)のリバウンドに#11篠崎(富士通)の連続ゴールでWESTを突き離す。中盤を過ぎるとWESTは#20近藤(トヨタ自動車)のミドルシュートに#1大神(トヨタ自動車)が個人技で館内を沸かし再び追い上げムードになるが、EASTは#28落合(羽田)が連続ゴールを決めて怪我でベンチにいるチームメイトの#19瀬崎(羽田)の応援に応え62-52と10点をリードして最終Qへ。
4Q:東85-78西
勝ちにこだわりを見せて来たWESTは#6本川(シャンソン)が速い攻撃からEASTゴールを攻め立てると、#1大神(トヨタ自動車)のフリースローに#24栗原(トヨタ自動車)の3PTSで74―65とビハインドを再び一桁差まで戻す。EASTも#34出岐(新潟)が連続ゴールを決めてゲームは白熱の展開になる。それでもWESTは#1大神(トヨタ自動車)と#6本川(シャンソン)を中心に猛攻を続け、残り2分には78-76と2点差まで追い付く。こうなると負けられないEASTは、#21間宮(JX-ENEOS)のゴール下に#0吉田(JX-ENEOS)の速攻と公式戦さながらのプレイで対抗、最後はファウルゲームを逃げ切ったEASTが85-73と13年ぶりのオールスターゲームで白星を飾った。
満員に埋まった大観衆の見つめる中、注目のMVPは勝利チームから18得点を上げたEASTの#34出岐(新潟)、MIPは両チーム最高得点となる21点を上げたWESTの#0大神(トヨタ自動車)が選ばれた。最後は両チーム全員がコートを一周し、宴の名残を惜しむファンに感謝と別れを告げ、Wリーグ2次ラウンドでの活躍を誓っていた。13年振りの開催となったWJBLオールスター2016 in NIIGATAは大盛況の下、幕を下ろす。