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NEWS【戦評掲載】10月16日(日)第18回Wリーグ公式戦 ~クルマ売るならラビット+ファイブワンサンクスデー~ vsトヨタ自動車アンテロープス戦
第18回Wリーグ公式戦 ~クルマ売るならラビット+ファイブワンサンクスデー~
前日は大敗も、前半は互角の戦いを演じたラビッツ。長いトンネルの出口に見える一筋の光を見出だせるか?
1Q:新潟13-21トヨタ自動車
ラピッツは#0梅木、#10大濱、#11井上、#31木暮、#34出岐の5人でスタート。ラビッツは序盤からイージーミスが目立ち、次々とトヨタ自動車に得点を許してしまう。4分に#34出岐が、この日初めての得点を決めるが、またもターンオーバーからトヨタ自動車に一方的な展開を許してしまう。それでも唯一冷静な#34出岐が#14畑中のゴール下を演出すると、#16山澤の3Pに#10大濱が速攻で続き、ようやくリズムを取り戻す。終盤#34出岐の3Pと#16山澤のジャンプショットで壊れたゲームを立て直し1Qを終える。
2Q:新潟33-31トヨタ自動車(20-10)
序盤、この日スタメンの#10大濱がリバウンドとルーズボールで切れそうなゲームの糸を食い止めると、同期入団の#16山澤が3Pで応える。更にエース#34出岐と#16山澤の連続3Pで4分には22-25と猛追、トヨタ自動車をタイムアウトに追い込む。5分過ぎには#6大城の滞空時間の長い3Pがアリーナの歓声を呼び起こすと、#34出岐のバスケットカウントで28-27とついに逆転、アリーナは絶叫に変わる。更に#6大城が3Pを沈めてトヨタ自動車を突き放しにかかるが、トヨタ自動車はすかさず反撃に転じる。それでもラビッツは再び#6大城が隙をついてトヨタ自動車ゴールを攻め込み、前半をリードして終える。
3Q:新潟48-56トヨタ自動車(15-25)
後半開始からトヨタ自動車は猛攻を見せるが、ラビッツは#16山澤と#10大濱のコンビネーションで対抗すると、#11井上が3Pを沈めて一進一退の攻防が続く。4分には#31木暮の3Pで一歩抜け出すが、トヨタ自動車も高さを生かした攻撃で引き下がらない。終盤、ラビッツの連続パスミスから生じたチャンスを確実にものにしたトヨタ自動車が、再び逆転に成功して最終Qへ。
4Q:新潟64-75トヨタ自動車(16-19)
負けられないトヨタ自動車は、速いパス回しからラビッツゴールに襲い掛かる。リバウンドでも劣勢になったラビッツは、落ち着きを取り戻したトヨタ自動車の前になす術を失い、リードを広げられる。それでもラビッツはこの日好調の#10大濱が孤軍奮闘すると、#6大城が3Pを沈めて最後の抵抗を見せるがそこまで。大善戦及ばずトヨタ自動車に連敗を喫した。
総評
序盤、ラビッツは連続ミスからトヨタ自動車に完全に主導権を握られ、大量リードを許してしまう。それでも#34出岐を中心にゲームをもう一度組み立て直すと、#10大濱がリバウンドとルーズボールで流れを呼び寄せる。更に#16山澤が立て続けに3Pを沈めて一時はリードを奪う。しかし終盤、少人数で戦うラビッツはスタミナ切れで足が動かなくなり、地力に勝るトヨタ自動車に逆転を許し、目前で大魚を逸した。
最終スコア
新潟アルビレックスBBラビッツ64-75トヨタ自動車アンテロープス
1Q:13-21
2Q:20-10
3Q:15‐25
4Q:16‐19
■入場者数:1,616人
スターティング5
#0梅木智加子
#10大濱杏華
#14畑中美保
#31木暮彩華
#34出岐奏
主な個人スタッツ
#16 山澤恵16得点
#10 大濱杏華12得点/リバウンド6
#6 大城利佳11得点
小川HCコメント
選手は昨日の敗戦からカムバックし、エネルギーをもって40分間戦ってくれた。
3Pが47%と高確率で入れることができた。また、2Pシュートも41%と良い確率で入ってくれた。今回のシュート確率がたまたまではなく、キープできるように今後も練習をしていこうと選手には伝えた。
3Qの初めに、相手に軽いシュートを簡単に打たれたり、リバウンドで何度か飛んでスコアされた場面があった。その点は、1度でリバウンドを取る等、今後焦点を定めてやっていきたいと思う。
今日は本当に選手は頑張ったと思います。
畑中選手コメント
昨日よりも全員かかみ合ってディフェンスをすることができていたと思います。
(オフェンスについては)若い選手たちが得点を取ってくれているので、その分私は、ディフェンスとリバウンドでつなげるように頑張ろうと意識しています。
今日は、昨日よりもうまくプレーができていました。これを次のデンソー戦でも同じようには良いプレーをしていかないと、ここでまたゼロに戻ってしまっては意味がないので、継続してディフェンスができるよう全員で頑張りたいです。
ゲームフォト